中3日で連続先発の内田篤人が同点弾演出、鹿島は神戸とドロー
[4.25 J1第10節 鹿島1-1神戸 カシマ]
鹿島アントラーズはホームでヴィッセル神戸と対戦し、1-1で引き分けた。連敗は免れたが、最近6試合で1勝2分3敗。一方の神戸は連勝が2で止まった。
鹿島は21日の川崎F戦(1-4)から先発3人を変更。出場停止のDF昌子源に代わってDF犬飼智也が3試合ぶりに先発したほか、負傷明けのMFレオ・シルバが3月31日の札幌戦(0-0)以来5試合ぶり、同じくMF遠藤康が3月3日のG大阪戦(1-0)以来8試合ぶりに先発復帰した。
神戸も21日の名古屋戦(3-0)から先発3人を入れ替えた。DF那須大亮が開幕戦以来9試合ぶりに先発したほか、FW郷家友太が3試合ぶりに先発。プロ2年目のMF安井拓也がリーグ戦初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]
鹿島は前半4分、左サイドハーフに入ったFW鈴木優磨の突破からミドルシュート。GKキム・スンギュが弾いたボールをFW金崎夢生が押し込んだが、オフサイドの判定だった。その後も試合の主導権を握り、神戸陣内に攻め込むが、なかなか決定機をつくれない。前半25分、遠藤の左CKに合わせた犬飼のヘディングシュートもGKの正面を突いた。
すると神戸が少ないチャンスを生かした。前半34分、右サイドでボールをキープしたFW渡邉千真からMF藤田直之を経由してPA左手前でフリーのMFルーカス・ポドルスキがボールを受ける。慌ててDF植田直通が最終ラインを飛び出してプレッシャーをかけるが、ポドルスキはタイミングをずらした山なりのクロスを上げ、斜めの動きでDF小田逸稀の背後を取ったFW三田啓貴がヘディングシュートを流し込んだ。
1点ビハインドで折り返した後半立ち上がりから鹿島が反撃に出る。後半5分、相手GKのミスキックをカットした遠藤が縦パス。MF土居聖真がミドルシュートを狙ったが、GKにキャッチされた。中3日で連続先発の内田も果敢なオーバーラップを見せ、立て続けにクロスを供給するが、得点にはつながらない。神戸は後半7分、安井に代えてFW大槻周平を投入。大槻は右サイドに入り、三田がボランチにポジションを下げた。
それでも鹿島ペースは変わらず、後半10分、同点に追いついた。カウンターからレオ・シルバがドリブルで運び、右サイドのスペースにスルーパス。駆け上がってきた内田が右足ワンタッチでグラウンダーのクロスを入れると、GKが弾いたこぼれ球を鈴木が頭で押し込んだ。
1-1と試合は振り出しに戻り、神戸ベンチが積極的に動く。後半16分、郷家に代えてFWウェリントンを投入すると、同21分には渡邉に代わってMF田中順也がピッチへ。交代枠を使い切り、3トップは右から大槻、ウェリントン、田中に変化した。
鹿島ベンチも動き、後半28分、最初のカードで土居を下げ、負傷明けのDF安西幸輝を投入。安西は左サイドハーフに入り、金崎と鈴木が2トップを組んだ。同33分には遠藤に代わってDF西大伍が右サイドハーフの位置に、同37分からは内田に代わってMF永木亮太がそのまま右サイドバックに入った。終盤も鹿島が神戸陣内に攻め込み、神戸がカウンターを狙う展開が続いたが、互いに勝ち越しゴールは生まれず、1-1の痛み分けに終わった。
(取材・文 西山紘平)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[J1]第10節 スコア速報
鹿島アントラーズはホームでヴィッセル神戸と対戦し、1-1で引き分けた。連敗は免れたが、最近6試合で1勝2分3敗。一方の神戸は連勝が2で止まった。
鹿島は21日の川崎F戦(1-4)から先発3人を変更。出場停止のDF昌子源に代わってDF犬飼智也が3試合ぶりに先発したほか、負傷明けのMFレオ・シルバが3月31日の札幌戦(0-0)以来5試合ぶり、同じくMF遠藤康が3月3日のG大阪戦(1-0)以来8試合ぶりに先発復帰した。
神戸も21日の名古屋戦(3-0)から先発3人を入れ替えた。DF那須大亮が開幕戦以来9試合ぶりに先発したほか、FW郷家友太が3試合ぶりに先発。プロ2年目のMF安井拓也がリーグ戦初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]
鹿島は前半4分、左サイドハーフに入ったFW鈴木優磨の突破からミドルシュート。GKキム・スンギュが弾いたボールをFW金崎夢生が押し込んだが、オフサイドの判定だった。その後も試合の主導権を握り、神戸陣内に攻め込むが、なかなか決定機をつくれない。前半25分、遠藤の左CKに合わせた犬飼のヘディングシュートもGKの正面を突いた。
すると神戸が少ないチャンスを生かした。前半34分、右サイドでボールをキープしたFW渡邉千真からMF藤田直之を経由してPA左手前でフリーのMFルーカス・ポドルスキがボールを受ける。慌ててDF植田直通が最終ラインを飛び出してプレッシャーをかけるが、ポドルスキはタイミングをずらした山なりのクロスを上げ、斜めの動きでDF小田逸稀の背後を取ったFW三田啓貴がヘディングシュートを流し込んだ。
1点ビハインドで折り返した後半立ち上がりから鹿島が反撃に出る。後半5分、相手GKのミスキックをカットした遠藤が縦パス。MF土居聖真がミドルシュートを狙ったが、GKにキャッチされた。中3日で連続先発の内田も果敢なオーバーラップを見せ、立て続けにクロスを供給するが、得点にはつながらない。神戸は後半7分、安井に代えてFW大槻周平を投入。大槻は右サイドに入り、三田がボランチにポジションを下げた。
それでも鹿島ペースは変わらず、後半10分、同点に追いついた。カウンターからレオ・シルバがドリブルで運び、右サイドのスペースにスルーパス。駆け上がってきた内田が右足ワンタッチでグラウンダーのクロスを入れると、GKが弾いたこぼれ球を鈴木が頭で押し込んだ。
1-1と試合は振り出しに戻り、神戸ベンチが積極的に動く。後半16分、郷家に代えてFWウェリントンを投入すると、同21分には渡邉に代わってMF田中順也がピッチへ。交代枠を使い切り、3トップは右から大槻、ウェリントン、田中に変化した。
鹿島ベンチも動き、後半28分、最初のカードで土居を下げ、負傷明けのDF安西幸輝を投入。安西は左サイドハーフに入り、金崎と鈴木が2トップを組んだ。同33分には遠藤に代わってDF西大伍が右サイドハーフの位置に、同37分からは内田に代わってMF永木亮太がそのまま右サイドバックに入った。終盤も鹿島が神戸陣内に攻め込み、神戸がカウンターを狙う展開が続いたが、互いに勝ち越しゴールは生まれず、1-1の痛み分けに終わった。
(取材・文 西山紘平)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[J1]第10節 スコア速報