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ポルディ加入で神戸が17年度人件費1位の浮上!18年はイニエスタ加入で“爆増”必至

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ポドルスキ加入の神戸が17年度の人件費で1位に

 Jリーグが25日に開示したクラブ経営情報の速報版で、ヴィッセル神戸が17年度の人件費において、全クラブで1位に浮上したことが判明した。

 3月決算の3クラブ(柏レイソル、ジュビロ磐田、Y.S.C.C.横浜)と、17年度からの登場となるアスルクラロ沼津を除く50クラブの人件費はリーグ全体で66億3400万円増加。クラブ単位では37クラブが増加し、11クラブが減少した。

 前年比で最も増えたのが、神戸で10億3600万円増。これは昨夏より加入したFWルーカス・ポドルスキの影響が大きいとみられる。また神戸は広告料収入で11億3100万円の大幅増を計上するなど、営業収益(売上高)で13億7200万円の増収。ただし、当期純利益では1億5500万円の赤字となった。
 
 さらに神戸は今月24日にスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの獲得を発表。年俸は30億円超とも言われる。今年度の人件費も爆発的に増えることになりそうだが、「将来のことは分からない」とした青影宜典クラブ経営戦略部部長は、「契約内容は分からないが、適切なルールのもとで計上して貰わないといけない」と例外がないことを強調した。

▽J1
1.神戸 31億400万円(+10億3600万円)
2.浦和 26億4400万円(+2億6300万円)
3.鹿島 23億8200万円(+4億5300万円)
4.川崎F 23億3900万円(+6億9600万円)
5.C大阪 23億3400万円(+8億4000万円)
6.柏 23億800万円(+5億5500万円)
7.G大阪 22億1200万円(+3億1200万円)
8.横浜FM 21億1800万円(+1億5200万円)
9.FC東京 20億1000万円(▲1500万円)
10.鳥栖 18億9900万円(+4億2300万円)
11.大宮 17億9200万円(+3億8100万円)
12.清水 16億8000万円(+2億700万円)
13.広島 16億200万円(+4900万円)
14.磐田 15億5300万円(+1億7500万円)
15.新潟 12億2700万円(+700万円)
16.札幌 12億600万円(+5億300万円)
17.仙台 11億6500万円(▲2200万円)
18.甲府 8億8300万円(+1億4700万円)
合計:344億5800万円(+61億6200万円)

▽J2
1.名古屋 18億4300万円(▲1億4100万円)
2.千葉 11億7700万円(+2億7800万円)
3.福岡 10億円(+6300万円)
4.松本 9億5600万円(+9300万円)
5.京都 8億5200万円(▲1億1300万円)
6.徳島 8億1400万円(+8300万円)
7.湘南 7億7400万円(▲2400万円)
8.岡山 6億3800万円(+7000万円)
9.東京V 5億7200万円(+1億3600万円)
10.横浜FC 5億3300万円(+6900万円)
11.長崎 4億9400万円(+1億7200万円)
12.山形 4億3800万円(+900万円)
13.山口 3億9900万円(+1億6800万円)
14.大分 3億6700万円(+1億100万円)
15.熊本 3億5400万円(+3900万円)
16.讃岐 3億4500万円(+5800万円)
17.岐阜 3億1600万円(▲1億300万円)
17.愛媛 3億1600万円(+1000万円)
19.金沢 3億900万円(+1300万円)
20.群馬 2億9200万円(+6400万円)
21.水戸 2億6100万円(▲100万円)
22.町田 2億2800万円(+3900万円)
合計:132億7800万円(+10億8300万円)

▽J3
1.北九州 3億800万円(▲3500万円)
2.長野 2億8100万円(0)
3.栃木 2億2900万円(+100万円)
4.富山 2億円(+900万円)
5.鹿児島 1億3800万円(+1900万円)
6.福島 1億1900万円(▲100万円)
7.秋田 1億1400万円(+2000万円)
8.鳥取 1億1200万円(▲3000万円)
9.沼津 1億円(―)
10.相模原 9200万円(+1200万円)
11.盛岡 8700万円(0)
12.琉球 8100万円(▲300万円)
13.藤枝 5900万円(+2700万円)
14.YS横浜 3000万円(+1300万円)
合計:18億5000万円(+3200万円)

(取材・文 児玉幸洋)
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