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山形が“魔の終盤”に劇的ゴール! 苦手岡山を退けて4戦ぶり白星

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[7.25 J2第25節 山形1-0岡山 NDスタ]

 J2第25節が25日に開催され、11位モンテディオ山形はホームで9位ファジアーノ岡山に1-0で勝利した。後半アディショナルタイム4分に途中出場のMF小林成豪が値千金の決勝ゴール。第22節の横浜FC戦(1-1)、第24節の新潟戦(1-2)と最近は終了間際の失点が目立っていたが、その嫌な流れを払拭する劇的な展開で連敗を2で止めた。

 J1昇格プレーオフ出場圏内を目指す両チームによる勝ち点1差の直接対決。山形は2シャドーのFW汰木康也とFW南秀仁の技巧派コンビでゴールをこじ開けに行く。

 前半20分、南がキープからスルーパスを出し、右サイドからPA内中央へ走り込んだMF山田拓巳が反応。右足のファーストタッチが大きくなり、こぼれ球に走り込んだFW中山仁斗がGK金山隼樹と交錯してボールは再び山田へ。しかし、山田が右足で放ったシュートはGK金山に阻まれ、序盤のビッグチャンスを逃した。

 岡山も前半27分に決定機を迎える。左サイドのMF三村真が左足で高精度のクロスを送り、ゴール前でフリーのFW赤嶺真吾がヘディングシュートに持ち込むが、クロスバーを越えて先制とはならなかった。

 スコアレスで前半を折り返し、後半5分には山形の汰木が南とのパス交換からPA内左でGK金山との1対1を迎える。だが、左足で浮かせたシュートは左ポストに当たり、スコアを動かすことはできない。

 終盤まで膠着状態が続いたものの、後半19分に投入されていた小林が最後に大仕事を果たした。後半アディショナルタイム4分、GK櫛引政敏のロングキックの流れから、途中出場のFW北川柊斗と岡山DF喜山康平が競ってこぼれたボールを敵陣中央のDF栗山直樹が右足で裏のスペースに送ると、小林がいち早く反応。PA内中央から右足のアウトで決め、熱戦に終止符を打った。

 山形はリーグ戦の連敗を2でストップし、4試合ぶりに勝ち点3を獲得。一方、山形に対して4戦負けなし(2勝2分)だった岡山は同対戦5試合ぶりの黒星を喫し、リーグ戦では今季2度目の連敗となった。

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