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1人で浦和以上のシュート放った小林悠…ノーゴールに「今日は自分の責任」

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[8.1 J1第19節 浦和2-0川崎F 埼玉]

 放ったシュートは両チーム最多の7本。浦和が90分間で放った6本よりも多いものだった。決定機も迎えた川崎フロンターレFW小林悠だが、最後まで得点は生まれなかった。

 前半7分に先制を許したものの、その後はボールを保持して押し込む時間帯が続き、小林にもチャンスが訪れる。まずは前半37分、「奈良ちゃんに練習から出してほしいと言っていた」とDF奈良竜樹のフィードに反応。DF槙野智章を振り切ってPA内に侵入するも、「オフサイドだと思い、それが頭をよぎってしまった。『オフサイドかな』と思いながら打ったのが良くなかった」と、シュートはGK西川周作に弾き出されてしまう。

 前半アディショナルタイムにはMF中村憲剛のCKに飛び込んで強烈なヘディングシュートを放つもクロスバーに阻まれる。さらに後半21分には、「前がハマっていたので下げるかなという予測があった」とMF橋岡大樹のバックパスをかっさらうと、再び西川との1対1を迎える。しかし、「しっかり脇の下を狙って、うまく蹴れたと思った」シュートは西川の右足にブロックされ、決定機を逸してしまった。

 浦和の6本のシュートに対し、小林1人で7本のシュートを放ち、チームとしては3倍近くとなる16本ものシュートを浴びせた。しかし、0-2の完封負けに終わり、「最後の部分で自分が決められなかった。今日は本当に自分の責任だと思う」と声を落とした。

(取材・文 折戸岳彦)
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