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カソルラ、ビジャレアルに7年ぶりの復帰!右足切断の危機を乗り越え古巣と1年契約

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MFサンティ・カソルラが古巣ビジャレアルに復帰

 アーセナルを退団したMFサンティ・カソルラが、古巣ビジャレアルに復帰した。

 ビジャレアルは現地時間9日カソルラと1年契約を結んだことを公表。ホーム競技場のエスタディオ・デ・ラ・セラミカでは、カソルラが煙の詰まったカプセルから登場し、ビジャレアルファンにお披露目するという演出も行われた。

 カソルラは会見の場で「自分にとって家でもあるチームに戻ってきた瞬間だし、感慨深いよ。本当に特別な一日になった」と喜びのコメントを発している。

「この2年間、まともにプレーしていなかった自分の復帰を応援してくれたビジャレアルに感謝したい。いつだって自分を歓迎してくれた」

「(現役続行を)諦めることは選択肢にないと常々言ってきた。だけど、まだ自分の足が100パーセント完治したわけではないし、実際に痛みや不安だってある。その不安を払しょくするためにこれからの毎日を改善したいと思っているよ」

 カソルラは「このシャツ、このクラブのために、全力を尽くす」と続け、古巣ビジャレアルでの奮闘を誓った。

 カソルラは、アーセナル時代に痛めたアキレス腱を手術したものの、患部の一部がウィルスに感染し、一時は切断の危機にも陥っていた。医師からは「歩けるだけでも神に感謝するほど」と宣告されたこともあったという。それでも諦めなかった元スペイン代表MFは、皮膚の移植など2年間で約10回の手術を乗り越え、ついにピッチに戻ってくる。

 カソルラは03-04シーズンにビジャレアルでトップデビューを果たし、後にビジャレアルで主軸を担うまでに成長。2012年からアーセナルに在籍していた。ビジャレアルとの契約を結んだことにより、2011年以来7年ぶりの古巣復帰となった。

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