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「落ち着いていた」シュートは無情にも…齋藤学は川崎F移籍後初ゴールならず

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ビッグチャンスを逃した川崎フロンターレMF齋藤学

[8.15 J1第22節 川崎F0-0鳥栖 等々力]

 ゴール前で訪れた“どフリー”でのビッグチャンス。満を持して放ったシュートは無情にもゴールマウスを外れていった。川崎フロンターレMF齋藤学は「決めない限りここにいる意味はない。申し訳ない」と肩を落とした。

 齋藤は第22節サガン鳥栖戦の後半36分、チームが圧倒的に優勢を保っている中、再三チャンスがつくられていた左サイドハーフで送り出された。すると同42分、この試合で最大ともいえる千載一遇のチャンスが背番号37に到来した。

 左サイドから中央に絞った齋藤を狙い澄ましたパスがMF大島僚太からピタリ。「落ち着いていたので、最初は思い切り打とうと思ったけど、(ファーに)流そうとして……」(齋藤)。再三攻守を見せていたGK権田修一のテンポを外し、左足を鋭く振り抜いたが、ボールは左へと外れてしまった。

「僚太のパスがすごかったので決めないといけなかった」。そう肩を落とした28歳は「試合に出ていない人がたくさんいるなかで、次のチャンスがいつ来るか分からない。あの一発を決められるような選手にならないといけない」と述べ、いまだ遠い移籍後初ゴールに向けて気持ちを入れ直した。

(取材・文 竹内達也)
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