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勝利のインスタ動画がひそかな人気…大分FW伊佐耕平「僕にしか撮れない顔がある」

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インスタ動画が人気を呼んでいる大分トリニータFW伊佐耕平

[8.18 J2第29節 東京V0-0大分 味スタ]

 プロサッカー選手のSNS利用がますます盛んになる中、大分トリニータにはJリーグ屈指の“インスタグラマー”が所属している。大卒5年目のストライカーFW伊佐耕平だ。勝利試合のわずか数十分後には動画が次々に投稿され、選手の喜びの声がダイレクトに伝わってくるとサポーターにもひそかに評判のようだ。

 写真・動画投稿ツールとして若者を中心に親しまれている『Instagram(インスタグラム)』。ゲキサカ(@gekisaka)でも写真特集やストーリー機能を使ってサッカー選手の活躍を紹介しているが、近年では選手本人が写真や動画を投稿し、知られざる“素顔”が見られることからファン・サポーターの人気を博している。

 なかでも、伊佐耕平(@isakoooooo)のアカウントはJリーグ屈指の活動量を誇っている。特に本領を発揮するのは勝利した試合の直後。スタジアムの廊下や選手バスの車内でスマートフォンを向け、その日のヒーローをはじめ、出場した選手たちが出演する動画を次々にアップロードしているのだ。

「もう何か定番というか、義務みたいになっているんですよね(笑)」。スコアレスドローに終わった東京V戦の試合後、話題の活動に話しを向けると、冗談めかしつつ真意を語ってくれた。「正直しんどい時もあるんですけど、楽しみにしてくれる人もいる。最近はインスタやってる選手も多いですけど、サポーターが喜んでくれたら良いですよね」。

 時には新加入の後輩選手を優しく迎え入れ、時には先輩選手をイジり倒す姿も。「僕の性格的に上下関係なく誰にでもズバズバ行けるタイプなんで、『僕にしか撮れない顔』というものがあると思う。そういうのを載せてあげられたら良いと思うんですよね」。伊佐自身の明るいキャラクターも活動に一役買っているようだ。

 この日はスコアレスドローに終わったため、インスタへの投稿はなし。自身にとっても「もっとアグレッシブに攻めたかった」と悔いの残る一戦となった。まだ見ぬJ1のステージにたどり着くため、自身のゴールで勝ち点3を獲得し、サポーターに混じりっけなき喜びの声を伝えたいところだ。

(取材・文 竹内達也)
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