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勢いが止まらない!! 名古屋が破竹の6連勝!ジョーのハットなどで浦和を撃破

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ジョーがハットトリック達成

[8.25 J1第24節 名古屋4-1浦和 豊田ス]

 J1リーグは25日、第24節3日目を行った。豊田スタジアムでは名古屋グランパス浦和レッズが対戦し、名古屋が4-1で勝利。これで6連勝とした。一方の浦和は3試合ぶりの黒星を喫した。

 前節、鳥栖を3-0で下して5連勝を飾った名古屋は、その試合から先発2人を変更。累積警告で出場停止だったFWジョーが復帰を果たし、DF新井一耀が7試合ぶりに先発で起用された。対する浦和も、19日の清水戦(3-3)から2人を入れ替え、MF宇賀神友弥が2試合ぶり、MF長澤和輝が9試合ぶりのスタメンとなった。

 浦和が開始早々にチャンスを作る。前半1分、MF橋岡大樹がMF武藤雄樹とのワンツーで右サイドを抜け出し、PA右脇からマイナスへ折り返す。これをFW興梠慎三が左足で合わせるも枠を外れてしまう。怒涛の連勝で降格圏脱出した名古屋は6分、スルーパスに抜け出したジョーがPA左に進入し、中央へ折り返す。FWガブリエル・シャビエルは無人のゴールに流し込むだけだったが、枠に飛ばすことができなかった。

 互いに立ち上がりに決定機が訪れた中、スコアは思わぬ形で動いた。浦和は前半22分、左サイドのスローインから興梠が新井に競り勝ち、左サイドを突破。右足でクロスを上げると、ニアの味方には合わなかったが、MF小林裕紀のクリアボールがゴール右隅に吸い込まれ、オウンゴールで先制に成功した。

 しかし、リードは長く続かない。前半28分、DF宮原和也がDFマウリシオにPA内で倒されてPKを獲得し、キッカーのジョーが左足でゴール左隅に蹴り込む。これはGK西川周作に完全に止められたが、こぼれ球に詰めていたMF玉田圭司が右足で押し込み、1-1。試合を振り出しに戻した。

 一気に逆転したい名古屋は前半37分、MFエドゥアルド・ネットが鋭い縦パスをPA左へ送り、ジョーが反転から左足を振り抜く。これは惜しくもGK西川に止められ、こぼれ球に反応した宮原も強烈なシュートを打ち込んだが、再びGK西川に防がれた。それでも44分、右サイドのFKからシャビエルが左足でふわっとしたボールを入れると、滞空時間の長いジャンプからジョーがヘディングシュート。エースの今季14点目で2-1と逆転した。

 1点ビハインドで前半を終えた浦和は後半6分、ネットのパスをカットした長澤がドリブルでボールを運び、PA手前でFWファブリシオに預ける。これをファブリシオが中央へカットインして右足トゥーキックで狙うが、わずかにゴール左へ逸れていった。その後も右サイドを中心に攻め込み、名古屋の守りをこじ開けようとした。

 その名古屋は後半17分、玉田に代えてDF和泉竜司を投入。一方の浦和は21分に2枚替え。興梠とDF岩波拓也に代えてMF阿部勇樹とDF荻原拓也をピッチに送り込んだ。さらに名古屋は23分、ネットを下げて早稲田大の特別指定選手MF相馬勇紀を投入した。

 すると、この交代策が成功する。名古屋は後半25分、後方からの浮き球パスで左サイドを抜け出した相馬がゴールライン際から折り返す。ニアに飛び込んだシャビエルがフリックすると、ゴール前に勢いよく走り込んだジョーが左足で合わせて、3-1。リードを2点差に広げた。

 さらに名古屋は後半34分、敵陣中央でパスを受けたジョーが左サイドへ展開。相馬が対峙したDFをかわして中央に切れ込むと、クロスを送り込む。これに反応したジョーがジャンプしながら右足で合わせ、4-1。エースのハットトリックにより名古屋が浦和を撃破した。

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