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大雨決戦、C大阪が逆転で制し5位浮上!大槻神話崩壊浦和は連敗…

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C大阪が大雨の中で行われた決戦を制した

[9.1 J1第25節 浦和1-2C大阪 埼玉]

 セレッソ大阪が敵地で浦和レッズを2-1で逆転で下した。C大阪は2戦ぶり勝利で5位に浮上。浦和は連敗となった。

 試合は雷雨の影響で30分開始が遅延。試合前から波乱を予感させる。そして開始されると、浦和FWファブリシオが左足を痛めて負傷退場。前半8分にFW李忠成が投入された。

 しかしその李が前半12分、カウンターから持ち込んだMF宇賀神友弥のパスをエリア内で受けて、左足でゴールに流し込む。不穏な空気を払しょくする先制点を蹴り込んだ。

 だがC大阪も前半29分、FKからソウザが左サイドのDF片山瑛一に展開。クロスがゴール前に入ると、混戦をMFオスマルが押し込み、試合を振り出しに戻す。

 そして後半8分、ゴラッソでC大阪が試合をひっくり返す。エリア右手前からソウザが右足を一閃。強く降る雨を切り裂く弾丸シュートがゴール左隅に突き刺さり、C大阪が逆転に成功した。

「悪天候の中、選手たちはよく頑張ってくれた」と称えたのは尹晶煥監督。監督自身も大雨に打たれ、着替えを余儀なくされたが、「選手たちは勝とうという意欲をみせてくれた」と終始笑顔が絶えなかった。

 浦和は前節の試合後に主審を侮辱するような発言をしたオズワルド・オリヴェイラ監督が2試合のベンチ入り停止処分。この試合は大槻毅ヘッドコーチが指揮を執っていた。大槻コーチが代行を務めた試合は今季6試合無敗だったが、ついに初黒星を喫してしまった。

 その大槻コーチは「前半ファブリシオがああいう形で交代して。ウガ(宇賀神)も張りを訴えていたので交代枠を2枚使うことになった」と誤算続きであったことを明かすと、「1点しか取れなかったこと。特に前半の良い時間帯、攻勢の時間帯伸ばしていきたい」と連敗を喫したチームの課題修正を誓っていた。

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