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9季ぶり降格危機の柏、シュート18本が空砲「残念な試合」…残り4試合は難敵ばかり

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柏が降格危機陥っている

[10.19 J1第30節 柏0-1名古屋 三協F柏]

 9季ぶりの降格危機にいる柏レイソルが残留争いのライバル対決に敗れた。ホームに16位の名古屋グランパスを迎えての一戦。序盤からチャンスを作り続け、シュートは相手を上回る18本を数えたが、すべて空砲に終わった。

 反撃しなければいけない柏だったが、後半34分にDF高木利弥が2枚目のイエローカードで退場してしまうチグハグな展開。加藤望監督は「残念な試合になってしまった」と詫びた。

 相手GKランゲラックの好セーブに阻まれ続けた不運もあった。ただ両軍最多のシュート5本を放ったFW瀬川祐輔は、「僕のシュートミス。外し過ぎた」と反省。「ミカ(オルンガ)が入ってどうやって攻めて行くかの共通理解がなくなってしまった」と終盤の戦い方を悔やんだ。

 降格は避けたい柏だが、次節は敵地での首位・川崎F戦。その後も鹿島、C大阪、そしてホームでの最終節G大阪戦と厳しい戦いが続く。主将MF大谷秀和は「自分たちでチャンスを潰していた。攻撃の連動性がなかった」と敗因を分析すると、「改善していかないといけない」と表情を引き締めていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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