beacon

イニエスタが1か月ぶり先発復帰「もっと良くなっていく」

このエントリーをはてなブックマークに追加

勝利に導くことができなかったヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタ

[10.20 J1第30節 川崎F5-3神戸 等々力]

 ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタはJ1第30節の川崎F戦で約1か月ぶりの先発復帰を果たした。前半の全3得点の起点となった一方で、後半はチームの劣勢に合わせて沈黙。試合後には「100%に近い形でプレーしたい。もっと良くなっていくはず」とトップコンディションでなかったことを明かした。

 立ち上がりはさすがのパフォーマンスだった。1点を先制されて迎えた前半15分、ともに日本を代表する中盤のMF中村憲剛、MF大島僚太のギャップを突いてボールを持つと、右サイドにすかさず展開。そこからの流れでこぼれ球を拾い、浮き球のスルーパスから同点のオウンゴールを誘発した。

 その後も前半28分、MF古橋亨梧のゴールでは左サイドからMFルーカス・ポドルスキに当てて起点になると、同35分のMF三田啓貴のゴールシーンでは自陣からカウンターのスイッチを入れた。だが、その後は見せ場が急激に減少。「60〜70分までは良い仕事ができた」と振り返るにとどまった。

 この日は報道陣からの質問が2問に制限されたため、あまり多くを語ることはなかったが、川崎Fについては「チームとしてしっかりしていて、良いサッカーをする。個人として質の高い選手が揃っている」と言及。「リーグ首位のチームに互角の戦いをほとんどできて、それをポジティブなものとして持ち帰りたい」と昨季のJ王者へのリスペクトをのぞかせていた。

(取材・文 竹内達也)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

TOP