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出場停止イバの“代役”がV弾!横浜FCが逃げ切る…5連敗の徳島はPO消滅

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FW戸島章のゴールが決勝点となった

[10.28 J2第39節 徳島0-1横浜FC 鳴門大塚]

 J2リーグは28日、第39節を行った。鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでは徳島ヴォルティス横浜FCが対戦し、横浜FCが1-0で勝利した。

 絶対的エースのFWイバを累積による出場停止で欠く横浜FCは、前半15分にゴール正面のギリギリPA外でFKを獲得。MFレアンドロ・ドミンゲスが助走なしで右足を振り抜き、ゴール右上のコースを狙ったがわずかに枠を外れた。

 一方、4連敗中の徳島は前半33分、MF杉本太郎がドリブル突破から右足ミドルシュートを放つが、相手に当たって枠を捉えきれず。前半終了間際には、MF岩尾憲が相手GKとDFの間に浮き球パスを送り、MF前川大河が反応したが、胸トラップが大きくなってシュートは打てなかった。

 前半はスコアレスのまま終了。迎えた後半3分、横浜FCに決定機が訪れ、レアンドロが相手DFと入れ替わってPA右から右足一閃。強烈なシュートだったが、GK梶川裕嗣のファインセーブに阻まれ、チャンスを逃す。対する徳島は10分、PA右深くから折り返したボールを前川が合わせるが、GK南雄太の好セーブに遭い、互いの守護神が得点を許さない。

 均衡が破れたのは後半34分だった。FWブルーノ・メネゲウ、FW瀬沼優司と攻撃的な選手を送り込んだ横浜FCは、カウンターから左サイドでボールを受けたレアンドロが右足で狙い澄ましたクロスを供給。タイミング良く中央からニアに走り込んだFW戸島章が頭で合わせ、先制に成功した。

 1点ビハインドの徳島は後半36分にMF杉本竜士、41分にFW佐藤晃大を投入。反撃に出る。45分には、前川が左サイドから中央へ折り返し、FWバラルが右足で合わせるが左ポストをかすめ、チャンスを生かせず。

 試合は1-0でタイムアップ。イバの出場停止で8月4日の第27節・町田戦以来、13試合ぶりのスタメンとなった戸島の決勝点により、横浜FCが4試合負けなし(2勝2分)とした。

 一方の徳島は5連敗。残り3試合でJ1昇格プレーオフ圏内の6位・大宮を上回ることができなくなったため、J1昇格が消滅した。

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