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G大阪、浦和撃破で7連勝!! 小野瀬の鮮烈ミドル皮切りに3発快勝

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浦和レッズを下したガンバ大阪が7連勝

[11.3 J1第31節 浦和1-3G大阪 埼玉]

 J1は3日に第31節を開催し、埼玉スタジアム2002では浦和レッズガンバ大阪が対戦。前半43分にMF小野瀬康介のゴールでG大阪が先制するも、後半4分にFW興梠慎三が決めて浦和が試合を振り出しに戻す。しかし、同17分にFWファン・ウィジョ、同24分にFWアデミウソンにゴールが生まれたG大阪が3-1の勝利を収め、7連勝を飾った。

 リーグ戦ここ5戦無敗(4勝1分)の浦和は10月24日の天皇杯準々決勝鳥栖戦(○2-0)から先発1人を入れ替え、MF阿部勇樹らを先発起用。一方、リーグ戦6連勝中のG大阪は10月20日の第30節横浜FM戦(○2-1)から先発3人を入れ替え、ファン・ウィジョ、アデミウソン、GK林瑞輝らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半4分にホームの浦和がゴールを脅かすが、MF長澤和輝とのパス交換からPA内に侵入したFW武藤雄樹のシュートはDFオ・ジェソクにブロックされる。さらに同37分にはMF宇賀神友弥のパスからPA内に走り込んだ興梠の折り返しに反応したMF柏木陽介が左足で狙うが、シュートは林の守備範囲に飛んでしまった。すると同43分、MF森脇良太のパスミスを拾ったアデミウソンが小野瀬につなぐと、ボールを受けた小野瀬がミドルレンジから左足の豪快なシュートを突き刺し、アウェーのG大阪が先制に成功する。

 1-0とG大阪がリードしたまま後半を迎えると、前半4分に浦和が試合を振り出しに戻す。DFマウリシオの縦パスを武藤がワンタッチで流し、ボールを拾った長澤がドリブルで運んでPA外から放ったシュートは林に阻まれたものの、こぼれ球にいち早く反応したFW興梠慎三が蹴り込んでスコアを1-1とした。

 だが後半17分にG大阪が勝ち越し点を奪取する。自陣でルーズボールを拾った遠藤が左サイドに開いたファン・ウィジョに展開。前方にスペースがあることを見逃さなかったファン・ウィジョはPA内までボールを運ぶと、右足の巻いたシュートで鮮やかにネットを揺らし、スコアは2-1に。さらに同24分には高い位置でボール奪取を成功させると、最後はDF藤春廣輝の折り返しに反応したアデミウソンが左足で流し込み、リードを2点差に広げた。

 リードを2点差に広げられた浦和は後半25分に森脇に代えてFWアンドリュー・ナバウト、同36分に長澤に代えてMF柴戸海、同38分に興梠に代えてFW李忠成を投入するなど、状況を打開しようと試みる。しかし、反撃を許さずに逃げ切ったG大阪が3-1の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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