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ツネ様も称賛する今ちゃんのお仕事、G大阪MF今野「守備で何とか…」

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ガンバ大阪MF今野泰幸

[11.3 J1第31節 浦和1-3G大阪 埼玉]

 好調・浦和を下したガンバ大阪は7連勝を飾った。そして、この連勝に大きく貢献しているのがMF今野泰幸だ。

 手術を行った影響もあり、5月14日のJ1第14節横浜FM戦を最後に戦列を離れていたが、9月1日の第25節川崎F戦で先発復帰すると、ここからチームの快進撃が始まった。前節横浜FM戦まで6連勝を飾って迎えた浦和戦でも、前半43分にMF小野瀬康介の得点で先制。後半開始直後の同4分に浦和に同点に追い付かれ、「1点を簡単に取られたときは焦った」(今野)ものの、その後きっちり立て直す。

「しっかりボールを動かせていれば、前線に良い選手が多いからチャンスは作れると思っていた」。その言葉どおり、後半17分にFWファン・ウィジョ、同24分にFWアデミウソンのゴールで突き放したチームは、浦和の反撃を許すことなく3-1の勝利を収めて7連勝を飾った。

 今野復帰後の7連勝。チームを率いる宮本恒靖監督も「その存在自体が選手、チームに安定感をもたらす」と今野の働きを手放しで称賛する。

「要所要所の球際の強さが見られ、そこで相手にこぼれるか、自分たちのモノになるかで流れは変わってくる。それが彼の力によって自分たちに持ってこれる。それをモノにできるかできないかで勝利、結果につながっていくところはあると思う」

 今野自身は自らがチームに与える影響を「バランスを取り、守備で何とかボールを奪えている。そんなに多くないけど要所要所で奪ってカウンターにつなげられていると思う」と語ったように、浦和戦でも危険な場面を身を挺して守り、チームに勝利をもたらしている。

(取材・文 折戸岳彦)
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