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「本当に残念」両チーム入り乱れてエキサイト…その時イニエスタは?

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清水戦に先発フル出場した神戸MFアンドレス・イニエスタ

[11.24 J1第33節 清水3-3神戸 アイスタ]

 ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタは大荒れとなった試合でも落ち着いた対応を見せた。

 当初、表示された後半アディショナルタイムは4分だったが、負傷した清水2選手の治療などで大幅に時間が延長。ピッチでは徐々にラフなプレーが目立ち、同アディショナルタイム15分にはFWウェリントンのファウルをきっかけに両チームの選手やスタッフが入り乱れての小競り合いに発展した。

 イニエスタはすぐに現場に駆けつけ、相手側に詰め寄る味方選手を1人ずつなだめて引き剥がしていく冷静な対応。フラストレーションを溜めていたMFルーカス・ポドルスキが試合後、相手選手との口論で食って掛かりそうになった場面でも、素早く仲裁に入ってトラブルを阻止した。

 Jリーグ公式サイトによると、イニエスタは終盤の荒れた展開について「本当に残念だったと思います。サッカーにとっても、観に来ているファンにとっても良いものではないと思います」とコメント。ただ「サッカーではたまに起きてしまう状況ではある」と理解も示し、「そこでどう冷静に対応していくかが自分たちにとっては大事だと思います」と指摘した。

 神戸は2点差を追いつかれて3-3のドローに終わったが、勝ち点1を獲得して残留が決定。イニエスタはこの結果については「チームとして苦しい状況もたくさんあったので、本当にJ1残留を決められたことをうれしく思っています」と胸をなで下ろした。

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