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柏はCKで2失点…反省語るDF染谷「間違いなく他チームが分析してくる」

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セットプレーから2失点を喫した柏レイソル

[2.17 ちばぎんカップ 柏2-2(PK5-6)千葉 三協F柏]

 千葉とのダービーでPK戦の末に敗れた柏レイソルだが、そもそもの苦境を招いたのはセットプレーから喫した2失点だった。本拠地デビューを果たした新加入DF染谷悠太は試合後、「今日の2点は間違いなく他チームが分析してくる」と修正の必要性を語った。

 柏は前半16分、MF瀬川祐輔の幸運なゴールで先制に成功したが、同19分にMF堀米勇輝の右CKをDFエベルトに合わせられて同点。さらに後半10分、またしても堀米の右CKから今度はFWアラン・ピニェイロに決められた。終盤にFWクリスティアーノのゴールでなんとか追いついたものの、最後はPK戦で敗れた。

 失点の場面を振り返った守備陣によると、今季のCK守備はゾーンで対応するのが約束事。だが、ただでさえ相手に高さで上回られていたことに加え、絶妙なカーブで蹴り込まれたボールが選手間に落ち、対応の遅れから相手有利な形でジャンプを繰り出されたことで、同様の形での失点が続いてしまったようだ。

「高くなくても守り方はある」と指摘したのは京都から新加入の染谷。「個人の判断でマンツーマンみたいなゾーンにする必要があるし、身体をぶつける状態を作れれば良い」。約束事はあれど勝負を分けるのは対人での競り合い。その要素が不足していたことについて「反省しないといけない」と述べた。

「今日の2点は間違いなく他チームが分析してくるし、そこを狙ってくる。自分自身含めてどうセットプレーにしないように守れるか」。セットプレーになる前段階での対応にも意識を向け、「これから真価が問われる。同じことを繰り返すと痛い目を見る」と繰り返さないことの必要性を強調した。

(取材・文 竹内達也)

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