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バズーカせんのかーい!!山形の新加入FWジェフェルソン・バイアーノ、“昨季の話題パフォ”封印のワケ

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山形FWジェフェルソン・バイアーノが加入後初ゴール

[3.10 J2第3節 町田0-3山形 町田]

 肩透かしを食らったサポーターもいたかもしれない。モンテディオ山形の新加入FWジェフェルソン・バイアーノは後半38分にヘディングでダメ押し弾を奪うと、コーナーフラッグに向かって突進。昨季に話題を集め、同時に物議も醸した“バズーカ・パフォーマンス”かと思いきや、右足の飛び蹴りパフォーマンスだった。

 J・バイアーノは昨季、サンタリタ(ブラジル)から水戸へ期限付き移籍し、ホームで迎えた開幕戦の山形戦(3-0)で新天地デビュー。開始直後に先制点を挙げ、後半にPKで自身2点目を決めると、コーナーフラッグを抜いてバズーカを撃つようなパフォーマンスを見せた。

 水戸サポーターのみならず、山形サポーターにも大きなインパクトを与えたJ・バイアーノだったが、第18節のアウェー栃木戦(2-1)でも同パフォーマンスを披露すると、主審はイエローカードを提示。試合後に「今まで同じパフォーマンスをしてイエローはなかったのに、今回はなぜイエローが出たのか。レフェリーの人たちにハッキリしてほしい」と困惑していた。

 そして今季はバズーカの“初餌食“となった山形に期限付き移籍。前節の横浜FC戦(2-0)で途中投入されて新天地デビューを果たすと、今節も後半28分にピッチへ送られた。迎えた同38分、左CKからMF三鬼海が右足で送ったクロスがニアの相手に当たってコースが変わり、ファーのJ・バイアーノが反応。マークを弾き飛ばして頭で叩き込み、出場2試合目で加入後初ゴールを記録した。

 だが、今回はお馴染みのゴールセレブレーションは封印し、右足でコーナーフラッグをジャンプキック。試合後、「あれは僕のナンバー2のパフォーマンスですね。ナンバー1はバズーカということで」と明かすと、「アウェーでコーナーフラッグを取るとイエローカードをもらう可能性があるので、アウェーの時はあのパフォーマンスをしたいと思います」と説明した。

 ただし、バズーカ解禁のチャンスはすぐにやってくる。次節は大宮とのホーム開幕戦。J・バイアーノは本拠地デビュー戦に向け、「次の試合もチャンスが来たらゴールを決めて、バズーカをサポーターに見せたいと思います」と宣言した。

(取材・文 阿部哲也)
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