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初黒星名古屋、“相馬不敗神話”ついに止まる…「次が大切」

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出場すれば負けない“相馬神話”が止まった

[3.17 J1第4節 FC東京1-0名古屋 味スタ]

 神話が止まった。昨夏より名古屋グランパスに特別指定選手として参加し、救世主となっていたMF相馬勇紀。昨季は出場した9試合を8勝1分。今季もルヴァン杯を含めた公式戦の無敗を継続していたが、15試合目にして初の敗戦を味わうことになった。

「そういう時もあると思います」

 もちろん悔しさはあるが、「こうやって負けちゃう時は負けちゃう」と冷静に受け止めると、「その中で出来たこと出来なかったことをしっかりと考えて、2週間空くので修正して、次にどう活かしていくかが大切かなと思います」と前を向いた。

 14日にはA契約を締結したことを発表。プロサッカー選手としての階段を着実に上っている。今季は開幕戦で得点を決めると、ルヴァン杯では3得点。13日のルヴァン杯大分戦では早稲田大で同期だったGK小島亨介の守るゴールを、FKで射貫いてみせた。

「シーズン序盤ということに関わらず、得点を取ることにこだわってやっていきたい」

 今後は東京五輪世代に絡んでいきたいという思いをより強くしている。AFC U-23選手権予選を戦うU-22日本代表への招集は叶わなかったが、「結果を出し続けて、呼ばなきゃおかしいとなるくらいまで、自分が活躍すればいいだけ。常に意識していきたいです」と力強く話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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