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10年間慣れ親しんだピッチで古巣FC東京戦に臨んだ米本「悔しいです」

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味スタで古巣戦を戦った

[3.17 J1第4節 FC東京1-0名古屋 味スタ]

 10年間慣れ親しんだピッチで古巣戦を戦い終えたMF米本拓司は、報道陣に囲まれると第一声、「悔しいです」と話して顔をこわばらせた。

「味スタでやってみた感想?別にあまり変わらなかった。とりあえず勝ち点3が取れなかった、アウェーで引き分けで勝ち点1も取って帰れないということが非常に悔しいです」

 FC東京は前半からハイラインを保つ相手DF陣の裏を狙い続けていた。名古屋グランパスは戦い方を変えなかった。そして後半9分の失点シーンはまさにスルーパスでスピードのあるFW永井謙佑に裏を取られてのものだった。

 米本も「相手が裏を狙ってくるのは分かっていた」という。自身が在籍していた時からの決まり事であり、それを十分に理解した上で試合に臨んでいた。

 1失点ももちろん悔しいが、「固いチームを相手に中をこじ開けに行けなかった」ことも反省する。「外に逃げ過ぎた」と悔しさを噛みしめると、「34試合の1試合。これから連敗しないように、チーム一丸となってやっていければいい」と必死に顔を上げていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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