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『平成』生まれ最年長Jリーガー、『令和』発表前の試合でアシストしていた

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平成生まれ最年長JリーガーのMF杉浦恭平

 1989年1月8日に始まった『平成』も残すところ約1か月。すでに発表された次の元号『令和』に話題は向けられているが、これまで31年にわたって続いた平成の申し子とも言えるJリーガーにも注目していきたいところだ。

 今季Jリーグに登録されている選手の中で、平成に入って最も早く生まれたのは1989年1月8日生まれのGKカルバハル(FC琉球)。しかし、同選手が生まれたコスタリカには元号がない。そこで次に生まれた選手を見ると、MF杉浦恭平(金沢)にたどり着く。

 公式プロフィールによると、静岡県浜松市出身の杉浦は平成に入って4日目の同年1月11日に出生。平成生まれ最年長の日本人Jリーガーだ。静岡学園高を卒業した2007年、川崎フロンターレに加入し、愛媛FC、ヴィッセル神戸、ベガルタ仙台を経て、プロ13年目の現在はツエーゲン金沢でプレーしている。

 そんな杉浦は元号発表直前の3月30日、J2第6節横浜FC戦に後半44分から途中出場。同アディショナルタイム1分、カウンターから得意のドリブルで敵陣深くに切れ込み、鋭いパスからFW垣田裕暉の決勝ゴールをアシスト。驚くべきことに、平成の終わりを印象付ける一戦で勝利に導く活躍を見せていた。

 なお、実際に平成が終わるのは4月30日で、令和は5日1日にスタート。そんな中、Jリーグの開催は平成最後が4月30日、令和最初が5月3日に予定されている。ここでもさらなる奇縁が。平成で最も遅いキックオフ、令和で最も早いキックオフのゲームにいずれも金沢が登場するのだ。

 すでに注目が集まっている旧元号最後、そして新元号最初のゴールの行方。元号発表前最後の一戦でアシストを見せた“平成の申し子”にさらなる歓喜は訪れるか——。


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