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全盛期のアンリ彷彿!!鹿島FW伊藤翔がJ1月間ベストゴール受賞「内田選手との合わせ技で頂けた賞です」

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鹿島FW伊藤翔がJ1月間ベストゴールを受賞

 Jリーグは11日、各月のリーグ戦において最も優れたゴールを表彰する『月間ベストゴール』の 2・3月度の受賞ゴールを発表した。J1では鹿島アントラーズのFW伊藤翔が第2節・川崎F戦(1-1)の前半21分に決めたゴールが選出。今季はJ2とJ3からも月間ベストゴールが選出され、J2は徳島ヴォルティスのFW清武功暉による第2節・岐阜戦(1-0)の後半アディショナルタイム5分のゴール、J3はカマタマーレ讃岐のFW福家勇輝による第1節・岩手戦(1-0)の前半27分のゴールが選ばれた。3選手とも初受賞となっている。

 今季から鹿島に加入した伊藤は第2節・川崎F戦の前半21分、DF内田篤人からのロングボールに走り込み、巧みなトラップから右足でシュート。左ポストに当たってゴールに吸い込まれ、貴重な同点弾となった。

 選考委員の原博実氏は「内田選手からのロングパスをトップスピードの状態にもかかわらず、見事なファーストタッチで受けて冷静な対処をしたことを評価。全盛期のアンリ選手(フランス)を彷彿ととさせるプレーだった」と称賛している。

 伊藤は受賞にあたって「この賞は、内田選手のロングパスと自分のシュートの合わせ技で頂けたと思っています。川崎Fという難敵に対して、前半ビハインドからゴールを奪えたことは自分にとって自信になりますし、チームにとっても価値あるゴールだと感じてもらえていたらうれしいです」と喜びを語り、「今後もベストゴール賞を貰えるような得点、そしてチームが勝つためのゴールを奪い続けたいと思います!」と意気込んだ。

 また、徳島にシーズン初勝利をもたらすジャンピングボレーを決めた清武は「このゴールは自分だけでとったゴールではなく、チーム全員が最後まで諦めずに戦ってもぎ取ったゴールだと思います。またこういう重要な場面でゴールを決められるように日々のトレーニングからしっかり努力していきたいと思います」とコメントしている。

 約50mの見事なロングシュートを突き刺した讃岐の福家は「得点をしたのは自分ですが、みんなの想いであったり、そういった色々なものがあって、取らせていただいたものなので、大変有難く思っています。また、次もチームの勝利に貢献できるようなゴールを取れるように、また練習から日々しっかりと取り組んでいきたいと思います」と述べた。

 なお、伊藤のゴールは、年間で最も優れたゴールに与えられる『年間最優秀ゴール賞』にノミネート。同賞は12月に開催予定の『2019Jリーグアウォーズ』で表彰される。

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