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「決めてほしかったな」名古屋、風間監督も嘆いた決定力不足…ジョー「感覚は悪くない」

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ジョーは6試合ぶりのゴールをPKで奪ったが…

[4.13 J1第7節 横浜FM1-1名古屋 日産ス]

「決めてほしかったな、というだけです」。試合後の風間八宏監督の第一声が、この日の名古屋グランパスのすべてだった。相手にももちろんチャンスはあったが、シュート15本を放ったものの、得点は前半8分にPKであげた1点のみだった。

 やはりFWジョーが決めないといけない。昨年度の得点王は開幕戦で2ゴールを決めて上々のスタートを切ったかに思えたが、その後は不発。この日の得点は6試合ぶりだった。これまでも、そしてこの日も決定機は幾度もあったが、決めきれない状況が続いていた。

 ただジョー本人は「感覚は悪くない」のだという。なぜなら「ゴールを外したんじゃなくて、GKに止められた感覚」があるからだという。「今日も2回のチャンスはGKがいいセーブをした。僕が外したのではなく、GKに止められた。その中でチームの勝ち点1に貢献できたので、結果には満足している」。

 得点を取らないといけないというプレッシャーも感じていないという。必要だと強調したのは「時間」。そして感じさせたのはストライカーらしい我の強さ。「自分のサッカースタイルを変えずに、ゴール前で落ち着いて決められばいい」。ただ決定力改善にジョーの復調が欠かせないのは事実だろう。

(取材・文 児玉幸洋)
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