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痛恨バックパスの青木をかばう西川「サッカーにミスは付いてくる」

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味方を鼓舞するGK西川周作

[5.3 J1第10節 浦和0-1磐田 埼玉]

 痛恨のミスから勝ち点を失った。浦和レッズは0-0で迎えた後半アディショナルタイム3分、自陣でボールを持っていたMF青木拓矢のバックパスが短くなり、FWロドリゲスにカットされると、GK西川周作との1対1を決められ、決勝点を献上。土壇場での悔やみ切れないパスミスに青木は試合後、「今日はやめましょう」と言葉少なにミックスゾーンをあとにした。

 後半17分のMF田口泰士の直接FKや同28分のMF松本昌也の決定機などでビッグセーブを連発していた西川は「最後、ああいう形で取られたけど、失点の前にチャンスがあった中で(点を)取れなかった。そこを一番に考えないと。サッカーにミスは付いてくる」と青木をかばい、チームとして1点を取り切れなかったことを反省した。

 3試合連続の完封勝利で3連勝中だったが、4月5日の横浜FM戦(●0-3)以来となる失点&黒星で連勝もストップ。DF槙野智章は「最低でも勝ち点1を取らないといけない試合だった。3連勝して、3試合(失点を)ゼロに抑えていた中で、今日の0-1は痛い敗戦」と唇を噛んだ。

 中3日の7日には敵地でACLブリーラム・ユナイテッド戦を控える。猛暑との闘いにもなるアウェー戦に向け、西川は「今日も暑さを感じたけど、(ブリーラムは)37度から40度と聞いているし、(フィールド選手は)走り疲れると思う」と指摘。「そこはGKの出来次第かなと。そうやって自分にプレッシャーをかけながら、苦しい時間も長いと思うけど、そこは想定内にしたい」と自分自身を奮い立たせた。

(取材・文 西山紘平)

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