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「1回ゴールを決めると…」川崎Fの“令和1号”から小林悠が2発!「YY」パフォの理由も明かす

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ゴールセレブレーション「YY」

[5.3 J1第10節 川崎F3-1仙台 等々力]

 川崎フロンターレの“令和1号”でチームを乗せた。FW小林悠が2得点の活躍だ。MF家長昭博、MF中村憲剛、DF奈良竜樹、DF車屋紳太郎ら主力に負傷者が続出しているが、MF脇坂泰斗ら出場機会をつかんだ選手が躍動し、チームは強さを取り戻している。

 幸先良く先制に成功した。前半13分、脇坂のスルーパスに反応した小林はトラップから素早く左足を振り抜き、ゴール右下隅に突き刺した。「ゴールは狙っていたので嬉しい。怪我人がいる中で出場した選手が活躍して、チームとして底上げができているなと感じます」。

 得点後、小林はMF田中碧と並んでサポーターに向かって両手を挙げ、全身で「Y」のポーズ。この日が誕生日の吉田勇樹コーチを祝うゴールセレブレーションだという。「Yが一人だと悠、自分だと思われるから(笑)」と、2人でイニシャルの「YY」を表現した。

 先制後も押し込み、MF長谷川竜也が前半37分に追加点を上げると、後半7分にはPKをゲット。キッカーを務めた小林は「どっちに蹴っても入る感覚があった」と冷静に沈め、マルチゴールを達成。序盤は1トップの位置ではなく、負傷もあったため、今季初ゴールは4月23日のACLグループステージ第4節蔚山現代戦(2-2)と出遅れたが、そこから公式戦3試合連続ゴールと波に乗っている。

「僕の場合は1回ゴールを決めることで、またゴールを決めたいという気持ちが強くなる」。チームはこれで4連勝。好調の要因を聞かれると、「勝つことの喜びというか、勝たないと感じられないものがある。1回勝つとこれが病み付きになる。4連勝の次は5連勝とみんながすぐに切り替えて、勝利に対しての欲が出てくる」と力を込めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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