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「特長出せた」横浜FM三好が初のA代表入りへ大アピールの1試合2発

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1試合2ゴールで快勝劇を演出した三好康児

[5.18 J1第12節 横浜FM4-1神戸 日産ス]

 途中出場のMF三好康児が2ゴールを決めて、横浜F・マリノスの快勝劇を演出した。

 圧巻の2ゴールだった。後半26分から出場した三好は、同38分、左サイドから上がったDFティーラトンのクロスに左足ボレーで反応。自身も「あまりない」と振り返るダイレクトシュートをしっかりと蹴り込むと、同45分にはエリア内でこぼれ球を拾って、右足でゴールに蹴り込んだ。

 横浜FMは前節のC大阪戦の敗戦(●0-3)を受けて、中盤の布陣を変更。三好は今季初めて、ベンチからのスタートになっていた。それでも「役割を理解して、試合に臨めた」という通り、集中力を高めて出番を待つと、リーグ戦ではプロ入り後初となる1試合2ゴールを決めて、起用の期待に応えてみせた。

「競争の激しいクラブなので、結果を残した人が出るのは当たり前。勝っている状況でしたけど、決めに行くことが必要だったので、意識して入りました。今日はシステムも違ったけど、ポジションにこだわりはない。右のサイドから仕掛けは得意でもあるので、特長を出せて良かったなと思います」

 東京五輪世代。U-22日本代表の10番を託される三好は、同メンバー中心で臨むと予想されるコパ・アメリカでのA代表デビューにも期待が集まっている。ただ「いろいろ話の部分は分からない」とすると、「A代表になるためにやっているけど、この試合の結果だけが繋がるわけではない。結果を残し続ける準備をしたい」と淡々と話す。

 コパ・アメリカのメンバー発表は24日。結果を残した若武者が吉報を待つ。

(取材・文 児玉幸洋)
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