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千葉FWクレーベ、芸術的アシストを自画自賛…船山も「クレーベさまさま」と感謝

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ジェフユナイテッド千葉FWクレーベ

[5.19 J2第14節 千葉5-1岐阜 フクアリ]

 ジェフユナイテッド千葉FWクレーベは2得点を奪うだけでなく、鮮やかなプレーでFW船山貴之の得点をお膳立てした。

 2-0とリードして迎えた前半22分だった。MF熊谷アンドリューから送られた縦パスを、ゴールを背にして受けたクレーベは左足でトラップ。ボールは浮いたものの、ノールックで右足のヒールパスを前線へと供給。そこにフリーで走り込んだ船山が落ち着いて右足シュートでネットを揺らし、追加点が生まれた。

「美しく良いプレーができた」と自画自賛のクレーベに対し、ゴールを決めた船山も「あれはもう、クレーベさまさまですね」と華麗なアシストを称賛した。

 すると前半36分には前線でMF矢田旭がパスカットを成功させたこぼれ球を拾い、今度はクレーベ自身がネットを揺らす。さらに後半18分にはハーフウェーライン付近でボールを受けると、船山に預けて前線へと駆け上がり、リターンパスを呼び込んで自身2点目を記録した。

 第3節山口戦(●2-5)、前節山形戦(●1-3)でゴールを奪っていたクレーベだが、チームの勝利には結び付かず。この日は自身の得点が勝利に初めて結び付き、「僕がゴールを決めても勝ちと負けでは気持ちが全然違う。勝ち点3を取ることが一番の目標だったので、チームが勝って本当にうれしい」と白い歯を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)
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