beacon

連敗を止めたのは広島!! 森島司のJ1初弾などで6戦ぶり勝利…4失点完敗の浦和は4連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.26 J1第13節 浦和0-4広島 埼玉]

 J1は26日に第13節を開催し、埼玉スタジアムでは11位の浦和レッズ(5勝2分5敗)と8位のサンフレッチェ広島(5勝2分5敗)が対戦。前半6分にMF森島司のJ1初ゴールで先制した広島は、同25分にFWドウグラス・ヴィエイラ、後半18分にMFハイネル、同35分にFW渡大生が加点。4-0の大勝を収めて連敗を5でストップさせた。

 リーグ戦3連敗中の浦和は21日のACL第6節北京国安戦(○3-0)から先発1人を入れ替え、MF長澤和輝らを先発起用。一方、リーグ戦5連敗中の広島は、ACL第6節メルボルン・V戦(○3-1)から先発8人を入れ替え、日本代表に初選出されたMF松本泰志、GK大迫敬介らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半4分にホームの浦和がゴールを脅かすが、左サイドをえぐったMF山中亮輔の折り返しに走り込んだFW武藤雄樹のシュートはポストを叩いてしまう。すると、同7分に広島が先制に成功。MF川辺駿とのパス交換からPA内に侵入したMF柏好文のクロスはDF鈴木大輔の頭に当たってポストを叩くが、こぼれ球に反応したMF森島司が右足シュートをねじ込み、スコアを1-0とした。

 さらに前半25分にはPA外からMFエミル・サロモンソンが強烈なミドルシュートを枠内に飛ばすが、GK西川周作に弾き出されてしまう。しかし、このプレーで得たCKを森島が蹴り出すと、FWドウグラス・ヴィエイラがヘディングで叩き込み、広島がリードを2点差に広げた。

 2点のビハインドを背負う浦和は後半開始からMF森脇良太に代えてMF宇賀神友弥を投入。同7分には広島に追加点のチャンスが訪れる。大迫のゴールキックから最終ライン裏を突いた森島が追走した山中をかわして西川との1対1を迎えたものの、シュートは西川に阻まれてしまった。同9分には浦和ベンチが動き、長澤に代えてFWファブリシオをピッチへと送り込む。

 しかし、後半18分にネットを揺らしたのは、またもや広島だった。森島のスルーパスからPA内に走り込んだMFハイネルのシュートは西川に阻まれたものの、こぼれ球をハイネル自身が蹴り込んで3点目。さらに同35分にはPA内に持ち込んだ川辺の折り返しをゴール前のFW渡大生が押し込み、広島が4-0で快勝。一方、今季初の4失点を喫した浦和はリーグ戦4連敗となった。

(取材・文 折戸岳彦)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP