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止まらぬFW呉屋大翔が4戦連発!! 敵地で千葉を4発撃破の長崎が4連勝

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V・ファーレン長崎FW呉屋大翔(写真は4月3日のもの)

[6.2 J2第16節 千葉1-4V・ファーレン長崎 フクアリ]

 J2は2日に第16節を開催し、フクダ電子アリーナでは14位のジェフユナイテッド千葉(4勝6分5敗)と7位のV・ファーレン長崎(7勝3分5敗)が対戦。前半14分にFW呉屋大翔のゴールで長崎が先制すると、後半26分にMF吉岡雅和、同30分にDF亀川諒史、同40分に再び吉岡が加点。千葉の反撃を1点に抑えて4-1の勝利を収めて4連勝を飾った。

 ホームの千葉は5月25日の第15節東京V戦(△1-1)から先発の入れ替えはなく、同じ11人を先発起用。一方、3連勝中のアウェー長崎は第15節徳島戦(○1-0)から先発2人を入れ替え、吉岡、DF徳永悠平らをスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりにゴールに迫ったのは千葉だった。前半2分、MF船山貴之のパスから左サイドを駆け上がったMF為田大貴の折り返しをMF矢田旭が左足ダイレクトで狙うも、シュートは枠を捉え切れず。さらに同3分には右サイドから切れ込んだMF堀米勇輝が放った左足シュートが枠を捉えるも、GK富澤雅也に阻まれてしまった。

 すると、前半14分に長崎が試合を動かす。MF大竹洋平が蹴り出したCKをDF高杉亮太が打点の高いヘッドで合わせると、ゴール前にいたFW呉屋大翔がヘディングでコースを変えてネットを揺らし、スコアを1-0とした。呉屋は4試合連続ゴールと絶好調。しかし、この流れで負傷していたMF角田誠がプレー続行不可能と判断され、MF磯村亮太が緊急で投入されることになった。

 長崎は前半30分にDF増嶋竜也からボールを奪い取ったFW玉田圭司が独走してPA内まで持ち込むと、追走したDF乾貴哉のファウルを誘ってPKを獲得。しかし、キッカーを務めた玉田のシュートは枠上に外れてしまい、追加点とはいかなかった。

 1-0と長崎がリードしたまま後半を迎えると、同3分に千葉がゴールを脅かすが、船山のCKから放った増嶋のヘディングシュートは好反応を見せた富澤にストップされてしまう。同13分には堀米に代えてFWアラン・ピニェイロがピッチへと送り込まれる。

 しかし、再びスコアを動かしたのは長崎だった。自陣でボールを奪うと、磯村が糸を引くような美しいスルーパスを左サイドを駆け上がる吉岡へ。最終ライン裏に完全に抜け出した吉岡は、飛び出したGK佐藤優也の動きを確認すると、PA外から無人のゴールに蹴り込み、長崎がリードを2点差に広げた。さらに同30分には高い位置でボール奪取を成功させた呉屋が大竹へとつなぎ、右サイドを駆け上がる亀川に展開されると、亀川が豪快な右足シュートを突き刺してスコアは3-0になった。

 勢いが止まらない長崎は後半40分にカウンターを発動。左サイドから送られたボールをMF翁長聖が巧みに落とすと、走り込んだ吉岡が右足シュートをねじ込んで4-0。後半アディショナルタイムに船山のPKで千葉に1点を返されたものの、4-1で快勝した。

(取材・文 折戸岳彦)
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