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PK失敗の川崎F、札幌に先制PK弾許すも小林悠のゴールで2試合連続ドロー

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川崎Fは2試合連続ドロー

[6.14 J1第15節 川崎F1-1札幌 等々力]

 J1リーグは15日、第15節を各地で行い、川崎フロンターレはホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦した。FW鈴木武蔵のPKで札幌が先制したが、後半24分にFW小林悠が同点ゴールを挙げ、1-1で引き分けた。

 川崎Fは1日の浦和戦(1-1)から1人を入れ替え、FW知念慶が先発に復帰し、4-4-2のフォーメーション。DF車屋紳太郎は前線に続いて右サイドバックに入った。
 札幌はルーカス・フェルナンデスが出場停止。広島戦(1-0)から3人を変更し、MF石川直樹、MFチャナティップ、FWジェイがスタメンに入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 川崎Fが徐々にペースを握り、7分、MF長谷川竜也の横パスを受けたMF家長昭博がPA手前から左足を振り抜いたが、ゴール上へ。12分には守田がロングボールを蹴り入れると、抜け出した家長がPA右からマイナス方向にクロス。FWが右足ダイレクトで狙ったが、GKク・ソンユンの正面を突いた。

 札幌も波状攻撃でゴールに迫り、16分、石川が左サイドからクロスを供給。MF早坂良太が体勢を崩しながら右足で狙ったが、シュートはGKチョン・ソンリョンが阻んだ。前半25分、縦に仕掛けた長谷川が早坂のファウルを誘い、川崎FがPKを獲得。キッカーのFWレアンドロ・ダミアンが右足で蹴り込んだが、GKク・ソンユンが足に当てて弾き出した。

 川崎Fの先制機を止めると、今度は札幌にチャンス。37分、ジェイとの競り合いでDFジェジエウがファウルを受け、PKを獲得した。キッカーは鈴木。右足でGKの逆を突いてゴール左に沈め、先制に成功した。

 1点ビハインドの川崎Fは後半開始と同時に交代カードを切り、L・ダミアンを下げて小林を投入。サイドバックの車屋とDF登里享平は左右を入れ替え、攻撃を畳み掛けた。長谷川がGKと1対1を迎えれば、大島のFKから小林がヘディングシュートを放つなど、多彩な形でフィニッシュに持ち込む。

 怒涛の猛攻はGKク・ソンユンのビッグセーブに立て続けに阻まれたが、ついに川崎Fがゴールをこじ開けた。後半24分、縦パスを受けた家長がクロスを入れ、小林が右足シュート。GKク・ソンユンが反応したが、防ぎ切れずにこぼれ、ゴールラインを割った。試合はそのままタイムアップを迎え、1-1の引き分けに終わった。

(取材・文 佐藤亜希子)
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