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FC東京は“久保ロス”脱却へ…東慶悟「気持ちよく送り出してあげたかった」

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MF久保建英に花束を渡したMF東慶悟(写真右)

[6.29 J1第17節 FC東京4-2横浜FM 味スタ]

 敗れれば首位陥落という可能性もあった中、2連敗中だったFC東京が強さを見せた。キャプテンを担うMF東慶悟は「連敗中だったけどエンジンを全開にしてスタートから行こうとウォーミングアップからやっていった結果が出た」と勝因を振り返った。

 横浜F・マリノスとの直接対決を前にした勝ち点差は『3』。ホーム味の素スタジアムでの引き分け狙いは頭になく、「今日は絶対に勝ち点3を取らないといけない試合。前半戦の最後、そして相手が2位ということで、勝ち点を離さないといけない試合」(東)という位置付けで臨んでいたという。

 また、この日はもう一つのミッションがあった。6月のFC東京はJ1第14節・大分戦(○3-1)こそ勝利したものの、第15節・神戸戦(●0-1)、第16節・仙台戦(●0-2)で連敗。大分戦の2得点を最後にMF久保建英がチームを離れた影響も大きく、“久保ロス”から立ち直る必要性があったのだ。

 そんな久保はこの日、試合後に行われる壮行セレモニーのため、古巣でもある横浜FMとの一戦をスタンド観戦。試合後に“青赤”の花束を渡した東は「今日はタケ(久保)のセレモニーがあると聞いていたので、同じチームメートとして気持ちよく送り出してあげたかった」と気持ちを明かした。

 そうした中で4得点を奪っての勝利。それも「失点して逆転できたのがチームとして大きい」(東)という手応えを得ながらの勝ち点3となった。それでも、シーズンは半分が終わったばかり。首位東京を牽引する背番号10は「本当にこの勝ち点3は大きい。あと半分あるので最後に笑っていられるようにまとまっていきたい」と前を見据えた。

(取材・文 竹内達也)

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