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次節がラストマッチ…仙台GKシュミット・ダニエル「全力を注ぐだけ」

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ベガルタ仙台GKシュミット・ダニエル

[7.6 J1第18節 浦和1-0仙台 埼玉]

 一瞬の隙を突かれてネットを揺らされた。ベガルタ仙台GKシュミット・ダニエルは自身の判断を悔いた。

 0-0で迎えた前半42分だった。FW武藤雄樹のスルーパスから抜け出してPA内に侵入したFW興梠慎三と1対1を迎えると、鮮やかなループシュートを沈められて先制点を奪われてしまった。「もうちょっと僕が引いて迷わせていれば…。結果的に振り返ってみると、もう少し時間をかけさせてループを打てないような位置でシュート対応できていれば、もしかしたら防げていたかもしれない」。この1点が決勝点となり、チームは0-1の完封負けを喫した。

 1日にベルギーのシントトロイデンに完全移籍することで基本合意に達したことがクラブから発表された。「シンプルにGKとしてレベルアップできるチャンスだと思っている。最初から出られるとは思っていないけど、色々と学びながら、チームメイトとコミュニケーションをとり、まずはうまく溶け込んでいきたい」と新天地での飛躍を誓う。

 仙台でのプレーは次節ホーム鹿島戦がラストとなるため、「チームが勝つために全力を注ぐだけ」と意気込みを示す。白星を置き土産にしてベルギーへと渡りたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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