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FC東京“久保の穴”は韓国代表MFが埋める!2ゴール永井も感謝「今日はサンホ様様」

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MFナ・サンホ

[7.7 J1第18節 FC東京3-1G大阪 味スタ]

 レアル・マドリーに移籍したMF久保建英の抜けた穴は韓国代表MFが埋める!FC東京のMFナ・サンホが、FW永井謙佑の同点弾、そして逆転弾を演出。永井も「今日はサンホ様様」と頭を下げるしかない大活躍をみせた。

 ナは今季よりFC東京でプレーするが、開幕からの出場機会は途中出場のみ。リーグ戦では6月23日の仙台戦でようやくスタメンに抜擢された。久保建英がチームを離れたことによって巡ってきたチャンスだった。

 そして6月29日の横浜FM戦では今季2点目を記録。チームを大勝に導くと、この日の試合では強引なドリブル突破から同点弾、そしてアーリークロスから逆転弾をアシストし、チームに逆転勝利を呼び込んだ。

 背番号17の韓国代表MFは「果敢に仕掛けてみようという気持ちでいたことが同点のシーンに繋がった。(逆転弾は)前のチームでもキッカーを任されていたほどなので、キックには自信がある。それを活かせたのかなと思います」と胸を張った。

 連敗を喫するなど、一時は昨年同様の失速を予感させたFC東京だが、ここに来て再び連勝を飾った。永井は不振の原因が「10何試合、タケ(久保)のいるリズムの中で試合をしていた」と久保の影響を素直に認めるも、「ようやく個々の良さを出せるようになっていきている。そこは健太さん(長谷川監督)の力もありますし、みんながいい方向に向かってやれている」と復調に自信を伺わせる。

 次戦、ホームで行う3位川崎フロンターレとの多摩川クラシコは大一番になる。敵地で行った今季開幕戦はスコアレスドローだったが、昨季終盤にホームで行った対戦ではすでにJ1連覇を決めていたライバルに0-2で完敗を喫する屈辱を味わった。リベンジへ。永井が「力」と感謝した長谷川健太監督も「(今日のように)簡単に失点しているようでは勝てない。しっかりトレーニングをして臨みたい」と気合を入れ直していた。

(取材・文 児玉幸洋)
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