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決勝弾のL・ダミアン…改めて気付いた「彼はモンスターだ」

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決勝点を奪った川崎フロンターレFWレアンドロ・ダミアン

[7.19 Jワールドチャレンジ2019 川崎F1-0チェルシー 日産ス]

 チームに勝利をもたらす千金弾を叩き込んだ。欧州の強豪クラブであるチェルシーから決勝点を奪った川崎フロンターレFWレアンドロ・ダミアンは、素直に喜びを表した。

 0-0のまま時計の針が進む中、試合が動いたのは後半43分だった。CKのチャンスを得ると、MF脇坂泰斗がショートコーナーを選択してMF中村憲剛にボールを預ける。リターンパスを受けた脇坂のクロスはニアサイドの相手選手に引っかかったものの、チェルシーの選手の注意はニアサイドに。すると、こぼれ球に反応した中村から滞空時間の長いクロスがファーサイドへと送られた。

「ファーサイドでボールを待ち受ける状況だった」というL・ダミアンはフリーでボールへと向かうと、角度のない位置からヘディングシュート。「GKが上に行くと準備していると思って、下に叩き付けた」とボールを思い切り叩き付けると、ジャンプしたGKウィリー・カバジェロの下を抜けたボールがネットを揺らして決勝点が生まれた。

「すごく良いゲームをして勝利ができた。チーム全体で勝利を収められて嬉しく思う」

 自身のゴールでチームを勝利に導いたことに喜びを表しつつ、「彼はモンスターだ。彼が隣にいてくれれば、それだけでチャンスが作れるんじゃないかと思う」と出場時間わずか7分で、試合を決定付ける大仕事をやってのけた中村を絶賛した。

(取材・文 折戸岳彦)
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