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“お師匠さん”バルセロナMFが神戸のバルサ化にアドバイス「忍耐が必要」

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神戸対バルセロナは27日18時にキックオフする

 27日にノエビアスタジアム神戸で行われるバルセロナヴィッセル神戸の前日会見が行われ、神戸からトルステン・フィンク監督とMFアンドレス・イニエスタ、バルサからはエルネスト・バルベルデ監督とMFセルヒオ・ブスケツが出席した。

 バルサ化。それは元バルサの選手を集めれば完成するというものでもない。MFアンドレス・イニエスタを中心に、今季はFWダビド・ビジャを補強した神戸だが、リーグ戦は15位と低迷。更なる“元バルサ戦士”の加入も噂されているが、大事な結果は伴っていない。

 それでも、イニエスタは「魅力的なサッカー」の継続性、「長いプロセスを追うこと」が、「結果」に繋がっていくと話す。「スタイルを突き詰めながら、結果を求めていきたい」。

 ブスケツもイニエスタに同調。「プロジェクトのためには忍耐が必要」だと説くと、「サッカーはすぐに変わるものではない。時間が経つにつれて、結果が出てくると思う」と温かい目を向けるようにお願いした。

 結果という意味では、親善試合だが、神戸としてはバルセロナに勝利してリーグ戦の勢いに繋げたい。フィンク監督は「全力で勝ちに行きます」と力強く宣言。一方のバルベルデ監督は「神戸との関係を深めていきたい。見に来てくれる方には楽しんでほしいし、そのような試合をしていきたい」と余裕の表情でかわしていた。

 なお、バルベルデ監督はFW安部裕葵の欠場を明言。さらにDFジェラール・ピケも「大きな怪我ではない」と強調したが、欠場するという。

(取材・文 児玉幸洋)
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