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「僕はヘディングが下手なので…」バイシクル美弾の横浜FC松井大輔、Jで4年ぶりゴール

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横浜FCのMF松井大輔(写真は7月10日のもの)

[7.27 J2第24節 千葉1-3横浜FC フクアリ]

 あまりにも美しいゴールだった。昨季から在籍する横浜FCでリーグ戦初得点を記録して勢いに乗ったMF松井大輔は、鮮やかなバイシクルで自身2点目を叩き込んだ。

 まずは0-1と1点のビハインドを背負って迎えた前半36分だった。MFレアンドロ・ドミンゲスのCKからDF袴田裕太郎が放ったヘディングシュートはGK鈴木椋大にストップされる。しかし、試合後のインタビューで「裕太郎がヘディングするのは分かっていたので、しっかり詰めようと思っていた」と語ったように、いち早くこぼれ球に反応した松井が押し込んだ。

 この得点は松井にとって横浜FCでのリーグ戦初ゴール、Jリーグでの得点は磐田在籍時の15年9月13日J2第31節金沢戦以来となった。

 そして、1-1のまま迎えた後半20分に美しいゴールが生まれる。右サイドからDF北爪健吾が放り込んだロングスローがワンバウンドして松井の下へ。「ボールが上に上がった。僕はヘディングが下手なので足でしか蹴れない。とりあえずボールが来たので、足を振り上げる形になった」と右足バイシクルで合わせたボールは勢い良くゴールネットに突き刺さった。

 後半24分にピッチを後にしたが、チームは同30分に加点して3-1の勝利を収めて5連勝を飾った。「この夏の時期に上位に食い込むのはすごく大事なので、チーム一丸となってやっていきたい」と今後への意気込みを示した。

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