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新戦力3人起用の磐田は今野デビュー弾も…開始8分で2ゴールの仙台が4戦ぶり白星

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仙台MF道渕諒平(中央)が決勝点

[8.3 J1第21節 仙台2-1磐田 ユアスタ]

 J1リーグは3日、第21節2日目を行った。ユアテックスタジアム仙台ではベガルタ仙台ジュビロ磐田が対戦。開始8分で2得点を挙げた仙台が2-1で逃げ切り、4試合ぶりの勝利を挙げた。敗れた磐田は2連敗となっている。

 13位仙台は7月20日のC大阪戦(0-0)と同じ11人を起用。新戦力のGKヤクブ・スウォビィクやFWハモン・ロペスらが先発に名を連ねた。降格圏17位に沈む磐田は、得点源のFWロドリゲスがディナモ・キエフに完全移籍。20日の浦和戦(1-3)から5人を入れ替え、新戦力のDF秋山陽介とMF今野泰幸、FWルキアンの3選手が初先発となった。

 ともに浮上のきっかけをつかみたい一戦。スコアは早々に動いた。仙台は前半4分、ハモン・ロペスがドリブルで運んで右サイドのスペースにパスを送り、MF道渕諒平がクロスを供給。PA中央で今野とDF大井健太郎が重なり、クリアボールがフリーのMF関口訓充のつながって冷静に胸トラップから左足シュートを沈めた。

 相手のミスから4試合ぶりの得点を挙げた仙台。前半8分には、磐田のCKからボールを拾った関口が左サイドを駆け上がり、カウンター攻撃を仕掛ける。関口がフリーで中央に走り込んだ道渕にスルーパスを送り、PA中央から右足シュートを放つ。これがカバーに戻った秋山に当たりながらもゴール左隅に吸い込まれ、2-0とリードを広げた。

 一方、なかなかシュートまで持ち込めない磐田だが、セットプレーから1点を返す。前半32分、左サイドのFKからMF山本康裕が上げたクロスを今野が頭で合わせ1-2。今野のデビュー弾で1点を返した。なお、今野のJ1リーグでの得点は、2017年3月19日の第4節・浦和戦(1-1)以来、867日ぶりとなる。

 1点ビハインドで後半を迎えた磐田は5分、左CKから山本がクロスを入れ、フリーでタイミングよく飛び込んだ今野がヘディングシュート。決定的なシーンだったが、惜しくもクロスバー上に外れる。仙台は10分、左サイドから関口がクロスを上げ、ハモン・ロペスの後方にフリーで走り込んだ道渕が頭で合わせる。しかし、GKカミンスキーにキャッチされ、追加点とはならなかった。

 磐田は後半18分、MF上原力也に代えてMFアダイウトンを投入。すると、直後にチャンスが生まれる。山本がPA左深くまでえぐってクロスを入れると、ファーサイドのアダイウトンが打点の高いヘディングシュート。しっかり叩きつけたシュートだったが、惜しくも右ポストを叩いた。

 後半43分、ハモン・ロペスを下げてDF金正也を入れ、逃げ切りを図る仙台。終盤はサポーターの声援が大きくなり、それに応えるように仙台イレブンが磐田の猛攻を耐え凌いで2-1で競り勝った。

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