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J2金沢から夏の個人昇格、湘南DF毛利が初出場「まだまだ足りない」

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湘南ベルマーレDF毛利駿也

[8.7 王者決定戦 湘南0-4A・パラナエンセ BMWス]

 今夏の移籍ウインドーで金沢から個人昇格。湘南ベルマーレDF毛利駿也が新天地デビューを果たした。南米カップ王者とのタイトルマッチに「自分がどれだけできるのか」と意気込みは十分。しかし、0-4という敗戦に「失点にも関わってしまったし、攻撃の部分で精度の高い部分も出したかったけど、まだまだ足りない」と課題を語った。

 スタートポジションは左ウイングバックだったが、試合途中からは3バックの一角に移動。「両ウイングと3バックがどっちもできるところ、両足を使えるところ、前に出て行く回数が評価されたと思う」。シーズン途中で個人昇格を果たした強みを、さっそく活かせる機会をもらった。

 最初の20分間は「攻撃にも参加できていたし、手応えは感じていた」という。ところが徐々にチーム全体が押し込まれていくと、前半41分に自らが担う左サイドのクロスから失点。「自分のミスからというか、奪われたところからの失点なので、ああいうところをなくしていかないといけない」とトップレベルの洗礼を浴びた。

 また、チームはその後もミスが相次ぎ失点を重ねた。「レベルの高いチームだと絶対にやられてしまう。相手はミスをしなかった」と振り返った毛利は「変なミスをしないこと、それはチョウさん(チョウ・キジェ監督)も言っていた。消極的にやるわけじゃないけど、簡単なプレーで変なミスをしないように」と教訓を学んだようだ。

 もっとも、これが1試合目。ここから「激しさがあって、結構ハード」という湘南で本格的なレギュラー争いに身を投じることになる。J2とは「スピード感の違いを感じる」と日々学ぶ24歳は「しっかりトレーニング積んでいければ試合に絡んでいける自信はあるので、まずは練習から」と前を見据えていた。

(取材・文 竹内達也)
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