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“2014年の奇跡”陰の立役者…湘南の代理監督・高橋健二コーチとは?

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暫定で湘南を指揮する高橋健二コーチ

 J1第23節が17日に開催され、湘南ベルマーレはShonan BMW スタジアム平塚でサガン鳥栖と対戦する。チームは現在、パワーハラスメント疑惑によりチョウ・キジェ監督が指揮および指導を控えており、この試合はコーチの高橋健二氏が指揮を執ることになった。

 高橋氏は山形県出身で1970年6月5日生まれの49歳。日大山形高から国士舘大を経て、1994年に当時JFLのNEC山形(現モンテディオ山形)に入団した。中盤の要として山形一筋でプレーしていたことから“ミスターモンテディオ”の愛称で親しまれ、2006年シーズン限りで現役を引退するまで通算450試合に出場。引退後は山形の育成年代の指導にあたり、2012年から2016年までトップチームのコーチを務めた。

 2014年には石崎信弘監督(現藤枝MYFC)の下でJ1昇格を経験。チームはリーグ終盤戦のラストスパートで6位に滑り込むと、J1昇格プレーオフ準決勝では当時GKだった山岸範宏氏による後半アディショナルタイムのヘディング決勝弾が生まれるなど、歴史に残る昇格劇を演じた。山形は高橋氏の当時を振り返り、公式サイト上で「2014シーズン、昇格争いの原動力となったのは前半戦出場機会に恵まれなかった選手たちの躍進。その背景には、高橋健二コーチの選手たちへの絶え間ないサポートがありました」と記している。

 地元クラブの山形で23年間を過ごした高橋氏は2017年から湘南のトップチームコーチに就任。3年目の今季、チームが緊急事態に見舞われる中で初のトップチーム指揮を任されることになった。

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