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柏が止まった…新潟に追い付くも勝ち越せず、連勝は11でストップ

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[8.31 J2第30節 柏1-1新潟 三協F柏]

 J2は31日に第30節を開催し、三協フロンテア柏スタジアムでは首位の柏レイソル(18勝7分4敗)と13位のアルビレックス新潟(10勝7分12敗)が対戦。前半13分にFWレオナルドの得点で新潟が先制するも、後半18分にFWマテウス・サヴィオの得点で柏が追い付いて1-1のドローに終わり、柏の連勝は11でストップした。

 11連勝中のホーム柏は25日の第29節岐阜戦(○4-0)から先発1人を入れ替え、DF田中陸らを先発起用。一方、3連敗中のアウェーの新潟は前節金沢戦(●2-3)から先発1人を入れ替え、DF新井直人らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半13分に試合を動かしたのはアウェーの新潟だった。MFフランシスの縦パスから右サイドを駆け上がったMFシルビーニョのグラウンダーのクロスからゴール前でフリーになったFWレオナルドが右足ダイレクトで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。さらに同28分にはシルビーニョがPA外から強烈なミドルシュートを枠内に飛ばすが、GK中村航輔に弾き出されてしまった。

 1-0と新潟がリードしたまま後半を迎えると、柏は田中に代えてFWマテウス・サヴィオを投入。システムを4-3-3に変更し、右SBの位置にはMF瀬川祐輔が入った。同3分にはサヴィオの浮き球のパス1本でPA内に走り込んだMFクリスティアーノがダイレクトで合わせるが、シュートはGK大谷幸輝の守備範囲に飛んでしまう。さらに同9分には瀬川のクロスからFW江坂任、同12分にはクリスティアーノのクロスからFWオルンガがヘディングシュートを放つも、ともにネットを揺らすには至らなかった。

 すると同18分、左サイドからMF大谷秀和が送ったクロスをクリスティアーノが落とすと、反応したサヴィオがゴールを陥れて柏が試合を振り出しに戻した。さらに同42分にはサヴィオのパスから江坂がPA内に侵入するが、シュートはわずかにゴール左に外れてしまう。その後も両チームともに勝ち越しを狙ったものの、ゴールは生まれずに1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。新潟は逃げ切れなかったものの、連敗を3でストップさせて、4試合ぶりの勝ち点を獲得した。

(取材・文 折戸岳彦)
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