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3トップの中央で先発も…東京V河野広貴「怖さがなかった」

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東京Vは永井新体制後、初の連敗となった

[9.28 J2第34節 柏3-0東京V 三協F柏]

 4-1-2-3を敷く東京ヴェルディで、5試合ぶりにスタメンを飾ったFW河野広貴は、3トップの中央へ。これはFWレアンドロの負傷による起用だった。

「レアンドロがケガして誰がやるんだっていうときに、自分の中でも整理した。あのポジションを練習試合からやらせてもらっていて、映像を見て何が必要か考えた」(河野)

 最前線で構えるのではなく、中盤に下りてボールをさばく。MF森田晃樹は「自分ではたいて、もう1回自分で受ける」という河野の特徴を活かすことを考えていたという。

 スコアレスの前半21分には、ビッグチャンスを迎える。DFクレビーニョのクロスボールに対し、柏のクリアが中途半端になると、ペナルティエリア内にいた河野は胸トラップから左足を振り抜いた。シュートはゴール右隅に向かったが、GK中村航輔に妨げられた。

「チャンスを決めるか決めないか。あそこを決めなかったのが悪かったですし、ゲームをむずかしくしてしまいました」。29歳のレフティは自戒した。

「怖さがなかった」と自らにもチームにも言い聞かせた河野は、「映像とかも確認して、1週間しっかり準備をしてやりたいと思います」と次節・岡山戦に向けて気持ちを切り替えていた。

(取材・文 奥山典幸)

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