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浦和が終盤戦に向けて公式声明「なかなか言える状況ではないと自覚しています」

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浦和が終盤戦に向けて公式声明

 浦和レッズは16日、「終盤戦に向けて」と題し、ファン・サポーターに向けて公式声明を発表した。

 今季、J1リーグ優勝とAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇の2冠を目標に掲げて臨んだ浦和だったが、リーグ戦は第28節終了時点で10位と苦戦。ACLはベスト4に進出して優勝の可能性こそ残しているものの、天皇杯敗退やリーグ戦での順位を踏まえると、来季の出場権獲得は絶望的となっている。

 クラブは公式声明でこれまでの戦いを振り返り、残留争いに巻き込まれているリーグ戦について「今シーズンも強くサポートをしてくだっているみなさまに、ご心配と苦しいおもいをさせてしまい、大変申し訳なく思っております」と謝罪した。

「今のこの状況で、ふたたび、さらなる後押しをしてください、ということは、なかなか言える状況ではないと自覚しています」とした上で、「しかし、2011年の残留争いの経験から、浦和に関わる人々が一つになって闘わなければ、残留することは容易ではないことを私たちは知っています」と共闘を呼びかけている。

 続けて「だからこそ、まずは私たちが、みなさまの信認を得られるように、選手理念にある“『浦和』を背負う責任”を持って行動し、浦和のために最後まで走り、闘い、貫く姿勢を体現していかなければならないと考えています」と表明した。

 クラブは「埼玉スタジアムでの広州恒大との第1戦でのサポート、清水エスパルス戦でのバスの出迎えなど、我々のファン・サポーターのみなさんがこれまでに創ってくださった空間は、本当にすばらしく、ありがたいものでした」と感謝を示しつつ、「私たちはそのサポートに見合い、みなさまがおもいを託し、共に闘いたいとおもえるクラブ、チームにならなければなりません。そのためにもJ1に必ず残留し、ACL優勝を目指します」と誓い、「引き続き、共に歩んでいただきますよう、お願い申し上げます」と締めくくった。

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