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45歳DF土屋征夫が今季限りで現役引退「自分にとって最高の日々でした」

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今季限りでの現役引退を発表したDF土屋征夫

 東京23FCは21日、DF土屋征夫が2019シーズン限りで現役引退することを発表した。

 1974年7月31日生まれの現在45歳は、高校卒業後にブラジルへと渡り、97年にヴェルディ川崎(現東京V)に加入する。その後は神戸、柏、大宮を渡り歩き、07年に東京Vに復帰。13年に甲府に移籍し、17年途中に京都へ期限付き移籍を果たすと、シーズン終了後に契約満了が発表され、18年より東京23FCでプレーしていた。J1リーグ通算330試合15得点、J2リーグ181試合13得点の結果を残した。

 土屋はクラブを通じて、以下のようにコメントしている。

「5歳でサッカーと出会い、今日までずっとボールを追いかけ続けてこれたのは、強い体に産んでくれた両親に感謝しかありません。そして、長いプロ生活を支えてくれた妻、そして子供達に『ありがとう』の言葉を伝えたいです。

 中学3年でサッカーをやめ、約4年間サッカーをしていなかった後、ブラジルへのサッカー留学を、1つの言葉で送り出してくれた両親、自分が父親になった今、広大な心で子供達の背中を押せるようになったかというと、父親の存在は自分の中でとても大きいものだったのだと思います。

 プロサッカー選手という、素晴らしい世界でプレーしてきた中で、たくさんの事を学ばせていただき、そして、多くの仲間達に出会う事ができました。感謝の気持ち、そして、私の大きな財産となりました。共に戦ったチームメイト、スタッフ、会社の方々、そして、サポーター、全ての人達に感謝します。

 ブラジルを経てのプロ生活25年間、自分にとって最高の日々でした。これから、また新たなる夢を追いかけ、何事にも全力で挑戦していこうと思っています。これからも、よろしくお願いいたします」

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