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阿部との約束“マギー審司パフォ”「信じて走った」川崎Fマギーニョがミス取り返すV弾

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DFマギーニョは痛恨ミスも2分後に決勝ゴール

[11.2 J1第30節 川崎F2-1広島 等々力]

 失点に絡んだ痛恨のミスを自ら取り返した。1-0で試合終盤を迎えた川崎フロンターレは後半37分に失点。GK大迫敬介のロングキックを頭で跳ね返そうとしたDFマギーニョがクリアミス。高い位置でボールが渡ったFWレアンドロ・ペレイラに同点ゴールを許した。

 1-1に追いつかれたが、直後に自らのゴールでミスを相殺した。わずか2分後の後半39分、MF齋藤学の左足シュートが相手にブロックされると、後方から走り込んだマギーニョがこぼれ球に反応。右足でゴール左上隅に突き刺すと、これが決勝ゴールとなった。

「数分前にミスを犯してしまった。どんな状況でも、結果を出さなければいけないと思っていた。自分にボールがこぼれてくると信じてあそこまで走りました」

 得点後は右耳に手を当て、お笑い芸人マギー審司の定番ネタ「でっかくなっちゃった」のゴールパフォーマンス。「マギー」つながりか、フロンターレのイベントでマギー審司の仮装をする機会があり、「それを見た阿部ちゃんが気に入ってくれた」という。

 今週の練習でゴールを決めた際に「試合でゴールできたらマギー審司さんのパフォーマンスをしよう」とMF阿部浩之と約束し、その機会が訪れた。「阿部ちゃん」「阿部ちゃん」と笑顔でエピソードを明かした右サイドバックはミスを反省しつつも、「試合に絡んだ中では今日が一番攻撃に顔を出すことができた」という手応えも語った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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