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湘南は泥沼6連敗…C大阪、奥埜V弾&キム・ジンヒョン好セーブ連発で上位に食らいつく

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C大阪が1点差を逃げ切った

[11.9 J1第31節 C大阪1-0湘南 ヤンマー]

 J1リーグは9日、第31節が行われた。ヤンマースタジアム長居では6位セレッソ大阪と16位湘南ベルマーレが対戦。C大阪がMF奥埜博亮の1点を守り抜き、5位に浮上した。

 上位に食らいつきたいC大阪は、2日の松本戦(1-1)から1人を変更。その試合で途中出場で復帰を果たしたDF丸橋祐介が先発で起用された。5連敗で8試合未勝利(2分6敗)の湘南は、G大阪戦(0-3)から5人を変更。GK富居大樹とMF古林将太、MF齊藤未月、MF鈴木冬一、FW山田直輝を起用し、約3か月ぶりの勝利を目指した。

 浮嶋敏監督が就任して3戦目となる湘南は前半2分、左サイドの敵陣中央から鈴木がクロスを供給し、相手DFの頭を越えたボールをFW指宿洋史が受け、左足で狙うもGKキム・ジンヒョンがキャッチ。10分には、PA右からのマイナスの折り返しをDF大野和成が右足シュート。立ち上がりの猛攻も得点にはつながらなかった。

 徐々に攻撃の勢いが増していくC大阪。前半17分、PA手前からMFソウザが右足ミドルシュートを放ち、最終ラインの裏にこぼれたボールにFW柿谷曜一朗が反応するが、右足シュートはわずかに枠を外れる。湘南は20分、敵陣中央の左でFKを獲得し、FW松田天馬がゴール前に蹴り込むと、指宿が打点の高いヘッドで合わせる。しかし、GKキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれ、前半はスコアレスに終わった。

 均衡は後半早々に破れる。C大阪は5分、PA手前で左右に揺さぶり、左サイドの丸橋が縦に仕掛けてクロスを供給。MF奥埜博亮がヘディングシュートを右サイドネットに突き刺し、先制に成功した。

 湘南は後半7分に指宿を下げ、FW山崎凌吾を投入。交代カードを使い、流れを変えようとする。14分、左サイドから鈴木がクロスを供給し、松田がタイミング飛び込んでヘディングシュートを放つ。しかし、GKキム・ジンヒョンのファインセーブに防がれ、チャンスを生かせず。17分には齊藤に代えてMF梅崎司を送り込んだ。

 攻勢を強める湘南は後半38分、右サイドから古林がアーリークロスを送り込み、PA左へ流れたボールを梅崎が受けて冷静に右足を振り抜く。ゴール右隅上を狙ったシュートはGKキム・ジンヒョンに弾き出され、直後の右CKからも梅崎が右足シュートを放ったが、枠を捉えきれなかった。

 試合はC大阪が1-0で逃げ切って勝利。敗れた湘南は、6連敗で9試合未勝利(2分7敗)となり、17位松本が明日10日に行われる鳥栖戦で引き分け以上に終われば、降格圏の17位に転落する。

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