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鹿島DF内田篤人は2失点に絡むも「身体がだいぶ動けてきてはいる」

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鹿島アントラーズDF内田篤人

[11.9 J1第31節 鹿島0-2川崎F カシマ]

 多くの決定機をつくった鹿島アントラーズだったが、セットプレーとカウンターに屈して0-2で敗戦。2試合ぶりの先発出場で73分間プレーしたDF内田篤人は「チャンスはなくはなかった。監督がロッカーでも言っていたけど、決める時に決めないと……ってやつだと思う」と試合を振り返った。

 9月28日の第27節・札幌戦以降、リーグ戦2試合に1試合ペースでの先発出場が3試合続いている内田。「身体がだいぶ動けてきてはいる」とコンディションは徐々に上がっているといい、この日も「悪くはなかった。見えているところは見えている」と前向きな言葉も紡いだが、その3試合で2分1敗と勝ちがないのも現実だ。

 この日も2失点に絡み、後半28分に途中交代。1失点目のセットプレーは自らの上からヘディングシュートを叩き込まれ、「レオが最初マークついていたんじゃなかったかな」としながら「そこを見ながらマークしないといけない」と反省の弁。2失点目は「ケアしていた」というMF長谷川竜也の突破についていけなかった。

 もっとも、チームでは主将という立場。自身だけでなく試合運びの課題も指摘する。「全体的には決めるべき時に決めないと」と序盤から何度も訪れた決定機を振り返り、守備では1失点目の後に「内容が悪ければ『やられたな』となるけど、内容が良かっただけにガクっとなった」と追加点を奪われるに至ったムードの低下を悔やんだ。

 この敗戦で首位から陥落し、勝ち点3と離された鹿島。とはいえ、試合後の雰囲気は悪くなかったという。「剛さん(大岩剛監督)は話をしていたけど、残り三つ勝てば絶対に上にいける。それは冗談じゃないよ、信じていいよと話していた」。そう明かした内田は「最後にどこにいるか。今日も内容は良かったし、ああもう終わったなという勝ち点差でもない」と前を向き、残り3試合で頂点を狙う。

(取材・文 竹内達也)●[J1]第31節2日目 スコア速報

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