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15年ぶりVの実感語った横浜FM喜田「かつての仲間からも沢山の祝福を頂いた」

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ベストイレブンを受賞した横浜F・マリノスMF喜田拓也

 J1リーグを制した横浜F・マリノスからは4選手がベストイレブンに選ばれ、日本代表に帯同中のFW仲川輝人を除く3選手が『Jリーグアウォーズ 』に出席した。前日の歓喜から一夜明け、記者会見に臨んだMF喜田拓也主将は「少しずつ優勝したんだという実感がある」と感慨を語った。

 喜田は今季から主将3人制の一角を務め、出場停止の1試合を除いた33試合に先発出場。「これだけのクラブでキャプテンのポジションを務めるということは、それだけの覚悟や責任を引き受けた」。そんな言葉どおり、ピッチ内外でチームをまとめ上げた。

 それでも強調するのは自らの功績ではなく、チームの一体感だ。「一人だけ頑張ったかというとそうではなく、頼もしい仲間もいたので頼るときは頼り、助けてもらいながらいいものを作っていこうとやってきた。タイトルという形で日々の努力が報われて嬉しく思う」と笑顔を見せた。

 優勝決定後には、これまで横浜FMに関わった元チームメートからも祝福の言葉が届いた模様。「いまマリノスに関わっている選手だけでなく、いまは離れてしまったかつての仲間からもたくさんの祝福をいただいて、それだけ大きなことを成し遂げたんだと実感している」と15年ぶり優勝という重みを示した。

 またブラジル出身のDFチアゴ・マルチンス、FWマルコス・ジュニオールも初の栄誉を手にした。

 守備で目覚ましい貢献を見せたチアゴは「ベストイレブンに選ばれて嬉しく思うし、チームメートに恵まれている」と喜びの言葉。1年目での戴冠となったマルコスは「異国の地に来てもう少し苦労するかと思ったが順応は早かった。1か月くらいで順応したし、それはチームメートが暖かく迎え入れてくれたから」と感謝を語った。

(取材・文 竹内達也)
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