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大怪我から復帰の都倉V弾!C大阪が“新スタこけら落とし”の京都に競り勝つ

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都倉賢が決勝点

[2.9 PSM 京都 2-3 C大阪 サンガS]

 9日、サンガスタジアムby KYOCERAのこけら落としが行われ、セレッソ大阪京都サンガF.C.を3-2で下した。

 今季から實好礼忠監督が指揮を執る京都は、DF飯田貴敬(←清水)とDFヨルディ・バイス(←長崎)、DF森脇良太(←浦和)、MF中川風希(←横浜FM)、FWピーター・ウタカ(←甲府)の新戦力5人を起用。C大阪は、鹿児島からレンタル復帰したGKアン・ジュンス、山形から加入したMF坂元達裕が先発に入っている。

 前線からチェイスした京都に対し、C大阪は冷静にパスを回し、MF清武弘嗣がタイミング良くスルーパスを送るなど、虎視眈々とゴールを狙う。すると、前半12分だった。右サイドでDF松田陸のパスを受けた坂元が左足でクロスを供給。ゴール前に走り込んだFW奥埜博亮とFWブルーノ・メンデスには合わなかったが、そのままゴール左に吸い込まれ、C大阪が先制した。

 だが、京都がワンチャンスをいかして前半のうちに追いつく。前半26分、右サイドからウタカが切れ込み、MF庄司悦大のリターンパスは相手のブロックに阻まれたが、ウタカが回収したボールを庄司がPA右から豪快な右足シュート。これがゴールネットに突き刺さり、1-1で前半を終えた。

 後半開始から両チームが交代カードを使い、京都が新戦力のFW李忠成(←横浜FM)、C大阪はFW柿谷曜一朗を投入。さらに耐える時間が続く京都は、後半12分に飯田を下げてDF石櫃洋祐を入れた。

 スコアが動いたのは後半19分。敵陣中央でパスを受けた柿谷が前につなぎ、メンデスがスルーパスを送ると、これに反応した奥埜がPA中央から左足で流し込み、C大阪が2-1と勝ち越した。再び追いつきたい京都は28分にMF荒木大吾(←磐田)とMF中野克哉、36分にはMF曽根田穣(←甲府)を送り込み、攻勢を強めた。

 一方のC大阪は後半39分、昨年5月に右膝前十字靭帯損傷および右膝外側半月板損傷の大怪我を負い、シーズンを棒に振ったFW都倉賢を投入。アディショナルタイム2分には、GKが弾いたボールを都倉が左足ボレーで押し込み、3-1と突き放す。その後、アディショナルタイム5分にウタカが1点を返したが、C大阪がプレシーズンマッチを3-2で制した。

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