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“古巣”大宮に新加入、菊地俊介が掲げる目標「ポジションがどこであれ…」

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さいたまシティカップに出場したMF菊地俊介

[2.9 さいたまシティカップ 大宮0-1ナシオナル NACK]

 再びオレンジのユニフォームに袖を通した。大宮アルディージャMF菊地俊介はシャドーの一角で先発出場し、後半30分までプレー。大宮ジュニアユースで育ち、伊奈学園総合高、日本体育大を経て14年に湘南に入団。6シーズンを過ごすと、今季、完全移籍で“古巣”に加入した。

 NACK5スタジアムのピッチに立ち、大宮サポーターの前でプレー。「ゴール裏の大勢のサポーターの声援は凄くパワーになった」。相手の出足鋭いプレッシングに阻まれながらも、前半5分にはショートカウンターからチャンスを迎え、MF近藤貴司の右クロスに走り込んでシュートを狙った。チームは無得点に終わったが、課題と収穫をつかんでシーズン開幕へ向かう。

 昨季は惜しくもJ1自動昇格圏の2位を逃し、3位フィニッシュでJ1参入プレーオフに回った大宮。この日は菊地、MF近藤貴司(←愛媛)、FWネルミン・ハスキッチ(←FKラドニチュキ ニシュ)と前線の3人が新戦力で構成されたが、「前の3人の連携は悪くなかったと思うし、コンビネーションで崩すシーンもあった」と前向きに手応えを語った。
 
「キャンプではシャドーだけじゃなく、DFラインに入ったり、いろんなポジションにトライした。まずはどのポジションでも試合に多く出て、チームの勝利に貢献することが大きな目標ですし、ポジションがどこであれ得点は常に狙っている。二桁を目指していきたい」。帰ってきた大宮で攻守に躍動し、チームをJ1昇格へと導く意気込みだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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