beacon

突然の出番も持ち味発揮した柏MF神谷優太、決定機逸は「自分の甘さ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

青森山田高卒業後、湘南で2年、愛媛で2年プレー

[2.22 J1第1節 柏4-2札幌 三協F柏]

 今季、湘南から柏レイソルへ完全移籍で加入したMF神谷優太。迎えた2020シーズン開幕戦となる北海道コンサドーレ札幌戦、神谷はプレー続行不可となったMF瀬川祐輔に代わって前半30分に急遽ピッチへ送り込まれると、そのまま左サイドハーフへ。ホームデビューを飾った。

「アップもできなかった中で、やれることをしっかりやって。後は点をとる、結果を残すことにフォーカスしてやろうと思っていました」

 今月9日のプレシーズンマッチ・ちばぎんカップ(○2-0千葉)、16日のルヴァン杯・G大阪戦(○1-0)でも途中出場していたが、ピッチに入った時間はそれぞれ後半45分、後半34分といずれも試合終盤で、札幌戦が柏加入後最長のプレー時間に。ドリブルやパスで高いテクニックを見せ、サポーターをわかせた。

 後半3分にはセンターサークル付近でボールを受けると、目の前のDF2人の間にパスを通してFW江坂任につなぐ。ワンツーの形でリターンを受けた神谷はペナルティエリアに進入。飛び出したGKク・ソンユンの上をいく浮き球のシュートで狙ったが、カバーに入っていたDFキム・ミンテに阻まれてしまった。「そこが自分の甘さだと思うし、課題」と決定機をものにできなかったことを悔やんだ。

 自陣深い位置まで戻ってボールホルダーに対して激しくプレッシャーをかけるなど、守備面での働きも光った神谷は、「ひたむきに努力し続けて、試合に出られるようにがんばりたい」と定位置確保へ決意を新たにしていた。

(取材・文 奥山典幸)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP