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Jリーグ、今季は賞金50%減額へ! 差額4億円はクラブ救済の原資に

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前年優勝の横浜F・マリノス

 Jリーグは16日、第9回臨時実行委員会を行い、2020シーズンのチーム表彰・個人表彰の賞金を例年の50%とする方針を固めた。減額分の4億円は資金難が懸念されるクラブを救済する補填金の原資となるという。23日の理事会で正式決定する。

 窪田慎二理事が同日、実行委員会後の報道陣向けブリーフィングで明かした。「大会方式が変更され、過密日程や昇格あり降格なし、さまざまな違う条件で試合を行わないといけない。賞金、個人表彰がこのままでいいのか」という議論があったという。

 Jリーグでは今季、J1優勝チームに3億円、2位に1億2000万円、3位に6000万円の賞金が贈られるレギュレーションだったが、優勝で1億5000万円、2位に6000万円、3位に3000万円にそれぞれ変更される。またルヴァン杯も同様に50%減額となる。

 また、上位チームに翌年以降支給される理念強化配分金の減額に関する議論も進んでいたが、今後のリーグ戦の進捗を見極めながら議論していくこととなった。

(取材・文 竹内達也)
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